にゃんちゅ(・ω・` さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.5
作画 : 1.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
すっごい中途半端な感想文です。
確かに賛否ある作品だと思う。
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怪我でバスケットボールを断念し不良となっていた主人公の岡崎朋也は、
ある日学園前の坂道で女子生徒の古河渚と出会う
。渚は演劇部の復活を目指しており、朋也や朋也が教師幸村俊夫の働きかけで出会った友人の春原陽平、その他ヒロインらが演劇部の再建に協力していく。
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もともとゲームだったせいか、ハーレム物語みたいになっているが、
最終まで、ヒロイン渚の軸で構成されている。
クラナドに関しては、やっぱりキャラデザが一番問題だと思った。
絵の時点で、エロゲを思い浮かべるし、
ヒロインが全員同じ顔。また、出てくる男子も同じ顔だ。(春原を除く)
特徴は髪型なんだろうけど、絵で損している作品だと思うし、
絵って大事だなと終始思う作品であった。
物語としては、実際演劇部の再開~演劇部復活(発表)までの中で、
別ヒロインの過去話が入ってきて、
(まぁ、演劇部の部員確保と言われればそれまでなんだが)
遠回りしているなとも思わせ、中盤は若干見ていて飽きが出てきてしまった。
次、キャラクター設定について、
【岡崎 朋也】
{netabare}母親を失い、父親と2人暮らしで、父親ともよそよそしい。
また、遅刻や授業怠業程度の不良行為を行っており、周囲から不良と見なされて敬遠されている。自身も他者との交流を避けていることから友達はあまりいない。
ちょっと設定が雑というか、あまりにもありきたりだと思った。
父親との話をもっと盛り込りこんでほしかったし、主人公は助っ人扱いにしか感じられず、
あと、どこが不良?不良設定が昭和すぎ。個人的にはかなり残念でした。
{/netabare}
【古河 渚】
{netabare}まぁ、まったりしている女の子。
精神力が弱い女の子。The ヒロインって感じ。
真面目な性格で誰にでも丁寧口調で話すが気弱。お人好しなうえに要領の悪い。
頭の触覚が気になって気になって・・・
最終回の演劇の途中で泣き出すシーン。
ちょっとイラっとしてしまった。
そんな事ですべてを無駄にすんのか。どんだけ弱い子なんだよ!!!っと。
ほんと女の子女の子してる感じで、個人的には一番好きになれない子だった。{/netabare}
【藤林 杏】
{netabare}定番、男勝りな女の子。委員長で女子人気。
個人的にはもっと強気でよかった。
双子設定なのだから、「らき☆すた」の鏡ぐらいのインパクトが欲しかった。{/netabare}
【藤林 椋】
{netabare}杏の双子の妹。委員長で清楚真面目キャラ。
印象はかなり薄い。むしろ感想は何もないぐらい私にとっては空気なキャラだった。
ショートカットで髪型以外は杏そっくり。{/netabare}
【一ノ瀬 ことみ】
{netabare}全国でもトップレベルの学力といわれているが、語尾の「なの」のせいでバカキャラみたいだった。
バカキャラでも良かったぐらいだ。
目元が眠そうな印象で、両親事故死です~両親の論文燃やしちゃいました~で、ずっと後悔・・・っていうお涙頂戴回がみたいのがあったけど、
なんか取って付けた設定のようで、都合が良く、ことみ回は観ていてあまり面白くなかったです。
{/netabare}
【伊吹 風子】
{netabare}小柄で独特の感性を持っており、「彫刻で彫ったヒトデ」を配っている。
事故で意識不明になっており、学校に現れるのは生霊。
目的が果たされていくと関係の薄かった人間から順に認識されなくなっていき、関わった記憶も消えていく。
ありきたりだが、少し感動した。
ただ、主人公たちの記憶から消えてしまった為なのか、姉の結婚式が終わったらめっきり話にはでなくなり・・・
渚もずっと友達的な宣言してたんだから、見舞いに行く的な描写が欲しかったな。最終回ぐらい出してやれよ。 {/netabare}
【坂上 智代】
{netabare}不良の女の子。喧嘩番長みたいな女の子。
杏と区別がつかない女の子。もっとキャラデザなかったのかよ。
{/netabare}
やっぱりキャラデザが問題なんだと思うし、設定も問題あると思う。
ゆっても原作はシュミレーションゲームなんでしょ?
例えばプリキュアみたいにさ、
バカキャラ、ツッコミキャラ、お嬢様キャラ、お人よし世話係キャラ、ルックスキャラみたいな。
また、物語シリーズみたいにさ、毒舌ツンデレキャラ、委員長キャラ、生意気ロリキャラ、活発ツッコミキャラ、弱気妹キャラ、みたくしっかり個別で分けてくれないと!
ストーリーもすっごい面白いってわけでもない。
結局はなんだったんだとも思ってしまった。
2007年に作られた作品ではあるが、
たとえば現在作られた作品であれば、ここまで有名になるほどでもなかったと思う。
ただ、最初にも書いたとおり、賛否あると思うから、
泣ける人には超感動作だけれども
つじつま合わせの作品で、リアリティーがないと感じる人もいるでしょう。
私は正直後者。
友達に「クラナドって面白いよ」とはおすすめ出来ないです。