蟹チャーハン さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
おバカなハーレムラノベ風も、ラストは重厚で壮大な結末に驚き!
切り口にちょいと変化のある軽いハーレムラノベ風の作品ですが、
終盤からある事実の発覚でストーリーに変化が起きて、
これが意外に壮大なストーリーの上で成り立っているのがわかります。
たぶん読者や視聴者はこの変化に大いに戸惑い、困ったでしょうね~。
ちょっと惜しくなる作品です。
ハーレム要素さえなければ、たとえばシュタゲみたいに
主人公が孤高の狂気のフラグマッドサイエンティストであれば、
もっと感動作に仕上がっていたんじゃないかといったら言いすぎかw
結末に至るまでの中盤のデレデレ展開が長すぎて中だるみしまくるし、
それだけに期待して見ても楽しいかは難しいところですが~。
あくまで意外性の範疇。
それだけに知らずに最後まで見た人は、ちょっと語れる作品
のひとつを知れたようで、うれしくもなります。
てか、序盤で謎の置手紙が残されていて、そこに魔術師や騎士を
集めろみたいなことが書かれているんですが、
これがすでに特徴のある名前のキャラが多すぎてバレバレで、
さすがに頭の悪い自分でも理解できました(笑)
※魔法ヶ沢さんとか召喚寺さんとか盗賊山さんとか
まんま職業ネームじゃねーか! と。