たこやきトンママン さんの感想・評価
3.5
物語 : 2.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
男子高内の汚い感じがリアル。柔らかく動く可愛らしいDKたちを愛でる映画。
●柔らかくてよく動く
淡い色遣い、柔らかくて躍動感のある動きが可愛らしい。
中村明日美子さんの絵は線は細くても硬いイメージがあったから、
何か意外(原作未読です)。
パズドラのTVCM(転校生編、冬の青春編)の
柔らかい感じが大好きなのだけど、
それに近い魅力があった。
野島健児さんの、ちょっと掠れた声もなかなかにセクシーでよかった。
●良かったシーン
相合傘のシーンで片方の肩が濡れているという演出は鉄板。
2人が仲違いする噴水シーンでは、静寂の中で、
こぼれた炭酸飲料のシュワシュワした音だけが聞こえていて、
これはゾクゾクする。
そして何気ない教室の描写。ゴミが落ちてたり、机の並びがガタガタだったり
ロッカーや床がどろんこまみれでキッタナイ感じ。
男子高に通っていた身としてはリアルすぎてスゴイと思った。
●好きになる動機はもうちょっと欲しい…
時間尺の関係上仕方ないにしても、
二人が好き合うようになる理由があまりに簡素で残念。