蟹チャーハン さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
どーしてこうなった?系の見本のような作品でした
猫耳にしっぽつき! これで萌えない男はいない?!
地球との友好的な交流を求めて宇宙からやってきたのは猫族な宇宙人娘たちだった!!
彼女たちを付け狙う組織がくんずほぐれつで入り乱れ、さらには仇敵?も登場しての宇宙バトルへ~ と、なかなかに壮大なストーリーへと発展します。
ただ、これが微妙に歯車がかみあってないからか、何をみても面白く感じないw ひどい言い方になるんですが、第一印象て大事なんだなぁ~と思いました。
ともあれ、みなさんのレビューでの指摘の通り、1~3話目くらいまではおもしろく見られます。
主人公の男子高校生の他に級友のヒロイン2名が登場するんですが、これがCIA関係者だったり入国管理局の凄腕暗殺者だったり(どんなものでも想像すると空間移動させられる)、それもう高校生のアルバイト的なやつじゃないんじゃね?という本職な方々が多数登場。
謎の生命体?猫耳宇宙娘の探索をするはずが、最終的には国や組織を裏切って主人公側につきます。と、ここまではギャグ調も緊張感もあるストーリーでいい。。。
それがどうしておかしくなったのか。。。
よくわからない猫耳教だとか主人公はさんだ4角関係のドロドロの恋愛事情とか、これもう本当に必要なエピソードなの?なシーンが多くて、最初の3話までの作風とまるで違う雰囲気に戸惑ってしまったというか~。
特にヒロインのマナミの主人公への恋心はわかるんだけど、正直、別のアニメでやってくれないかなってくらいしつこくて、自分が好きだといえない気持ちを他の誰かにぶつけたり、何度も告白を強要したり、そこで時間が止まって思考も停止するので、早送りボタン押したくてうずうずw
そこで猫娘がみんなで愛そうよ的なナイスなフォローをいれたりするんですが、それを最初からやってくれてたら作品へのイメージも違ったと思います。そう、セキレイみたいな感じですね。主人公を奪い合う10人くらいの女性たち、でもドロドロしてなくてほんわかしてるお手本のような作品を思い出しました。