こうもり さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ある意味ではおもしろかったです
別に人道的にああだこうだ言うつもりは一切ありませんが、自衛隊というリアルな要素を盛り込んでいる作品であるが故に、不自然に感じた部分がありました。結果的には笑わせてもらったので良かったですが。
{netabare}まず一話から、異世界人とはいえ、完全に人の形をした人間を何の躊躇もなく殺めますか、と。
緊急でやむおえなかったという正当性は考慮し、結果として殺してしまった事は理解できます。が、躊躇がなかったですからね。少しぐらい人を殺める行為への葛藤があっても良かったんじゃなかと感じました。
後ろから羽交い絞めにして、ためらう事なく短剣でブスぅー!ですからね。
私としては「え~っ!?」ってなりますよ。
ただのファンタジーなら良かったのですが、自衛隊ですからね。
善悪の議論はさておき、違和感がすごいです。
続いて第2話です。
ゲートを越えて異世界へと突入した自衛隊。ファーストインプレッションが最悪だっただけに、やはり戦闘状況へ。文明で考えると圧倒的に自衛隊が有利です。というかやる前から勝負が決しているのです。撃つわ撃つわ爆発させるわ吹き飛ばすわのお祭り状態。そしてここでもやはり自衛隊の皆様は顔色一つ変えず任務にあたります
冷静に、訓練通りに淡々と万単位で処分します(笑
善悪の議論はさておき、違和感がすごいです。
そして1話、2話の惨劇がまるで何も無かったかのように、別の場所では異文化コミュニケーションがはじまります。{/netabare}
物々しい書き方をしましたが、実の所は結構ユルい物語なのです。
続編では私の違和感を清算するような展開になるのか、楽しみです。