ぱるうらら さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
スタジオジブリ長編映画、16作品目。 う~む(;-ω-)ゞ
「借りぐらしのアリエッティ」はジブリ映画、ファンタジーアニメです。
ちなみに、アリエッティの元となった原作は、“メアリー・ノートン”のファンタジー小説『床下の小人たち』。
12月16日地上波放送を視聴しました。
普通の人間の住まいで、小人がひっそりとおなじ空間で生活をしている。そしてそれは蟻やネズミが見ているような、人間の目線では決して見ることの出来無い裏世界をリアルに表現していました。
小人と言う視点の世界観はジブリ映画だからこそ、その力を発揮出来る分野であり、とても良いものでした。
その世界観は十分に発揮できたシナリオだとは思いましたが、アリエッティと翔の関係がどこか薄い様に感じました。
最後のアリエッティと翔のシーン事態は良かったですが、その過程がどうも…σ(^_^;)
私が良かったと思うのはハルさんのキャラ。ハルさんはこのアニメ内では少し悪役的ポジションに位置していましたが、この映画の中で一番人間味があり、私は好きですw それに「かつて小人を見たが、それを誰にも信じてもらえなかった悔しさを晴らすため」に小人を捕まえようとしていたという、このアニメで唯一の何とも愉快な設定で、一番オーバーなリアクション…というか顔。まさにこのアニメの引き立て役でした。
ジブリ作品全体から見ると、アリエッティはインパクトは薄く面白みに書けるものもありましたが、まぁ飽きることなく最後まで見ることが出来ました。でも、飽きさせない事は重要なことだと思いますし、これをクリアしている点では私にとってこの作品は悪くなかったと思います。