wp38 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
悲しい宿命・哀しい運命
原作未読です。
個人的には観応えがありました。
スピード感のあるOPで始まり、
激しく悲しい戦闘半分・平穏で平和な日常半分、
そして謎めいた切ない感じがするEDで終わる。
そんな印象を受けました。
{netabare}しかしまぁ死人が多い。
それも子供(幼女)の。
観ててとてもやるせない気持ちになります。
戦闘に参加してたり巻き込まれたりして死んで行くのはしょうがないとしても、
さすがに10話のは虫唾が走りました。
「なにが反ガストレアだ!!てめぇらの命を守る為に命張ってるのは誰だよ!?」
って叫びたくなります!
あんな卑劣な行為をする奴らなんかの命を守るために、
夏世や翠といったイニシエーター達、そして蓮太郎の兄弟子である彰磨らが
戦って死んでいったかと思うと、腸が煮えくり返るのと同時に、
そんなヤツラがいたんじゃ浮かばれるものも浮かばれねぇよ!って思って
哀しくなりました。
ガストレアは大型犬サイズから東京ドーム以上の大きさのモノまでさまざま。
いっその事外周区に"核"でも使ったら!?って思いましたが、
それはさすがにヤバイですね、色々とw
モノリス作れるんならガストレアに対してもっと有効的な兵器が作れそうな
感じがしますが、それも対ガストレア以外に使用されたらヤバイですよね。
それを予感させる会話が5話で出てきてました。
観終わって気になる点はいくつかありますが、
自分的には翠が自害する前に蓮太郎に言ってた木更は闇に惹かれ易いって事。
それが事実なのか、それともただの予感で終わるのか、最終話にその片鱗を
見たような気がしました。
でも、同じ最終話の最後電車の中で蓮太郎が「他人の死に麻痺していく自分が怖い」
と言っていたので、その気持ちがあれば何とか出来るだろうって感じがして、
少し安心しました。{/netabare}
今後の展開が気になるので出来れば2期も製作して欲しいなって思いました。