蟹チャーハン さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
バトルシーンがキラリ光るも基本はエロアニメですね。。。
バトルいらんから日常やれ!てな作品は多いんですが、これに限ればバトルシーンが真に迫っていておもしろくて完走できました!
たとえば縛りつけての拷問シーン。
引き裂きの刑だとばかりにギリギリまで引き絞るんですが、ミシミシと鎧が音をたてて割れていくところは“まじ? これ以上やるの??”と思わせるくらいでしたね。このすばのダグネスなら喜びすぎて失神しちゃうかもですがw
世界で唯一、誰の呪いの影響もうけない主人公の家へと集う“人格を備えた道具”の数々。この呪いというのがやっかいで、身近な誰かを傷つけてしまう危険性や、我が身に背負うことになる業であるとか、なかなかに重い設定を抱えています。
それだけに序盤に登場する敵キャラとのバトルはエピソードは内容ともに迫力満点で、ヒロインの過去にしてきたこと、呪われた歴史と宿命なんかがハッキリとわかって楽しめました。普段のにへらした表情とあまりに違う悪魔な表情もナイスです! これくらいメリハリついてるアニメも珍しいかもしれません。
ただ、こーいう緊迫シーンがあるのも導入~序盤までなんですよね。ヒロインの表情も憑物がおちたようにどんどん穏やかになって、あの悪魔みたいな顔はどこへいった?て感じになっていきます。てか、これだと、ただの風呂場シーンの多いロリアニメなんじゃないのかなぁ~。
そんな中でもお気に入りだったのが、妖刀村正をモチーフにしたヒロインのひとりの木の葉です。中盤からはほぼツッコミ役にまわってしまったけど、一度敵と対峙すれば剣となりて、主人公が手にして戦うスタイルはかっこよかった♪