ヒカリ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
私が夢見ることだけは誰にも止められないわ
シンデレラ。
1時間30分程度の作品ですが、視聴の間、本当に夢を見ているようでした。
だいたいのあらすじ ウィキペディア引用
{netabare}
1.シンデレラは、継母とその連れ子である姉たちに日々いじめられていた。
2.あるとき、城で舞踏会が開かれ、姉たちは着飾って出ていくが、シンデレラにはドレスがなかった。
3.舞踏会に行きたがるシンデレラを、不可思議な力(魔法使い、仙女、ネズミ、母親の形見の木、白鳩など)が助け、準備を整えるが、魔法は午前零時に解けるので帰ってくるようにと警告される。
4.シンデレラは、城で王子に見初められる。
5.零時の鐘の音に焦ったシンデレラは階段に靴を落としてしまう。
6.王子は、靴を手がかりにシンデレラを捜す。
7.姉2人も含め、シンデレラの落とした靴は、シンデレラ以外の誰にも合わなかった。
8.シンデレラは王子に見出され、妃として迎えられる。
{/netabare}
「私が夢見ることだけは誰にも止められないわ」
シンデレラの言葉ですごく印象に残りました。
シンデレラは、和名で「灰かぶり姫」だそうですが、
そんな言葉が似あっているというくらいのこと、(掃除からすべての家事)をしているのに、
それがシンデレラだとすごく不似合いだな。と思うくらいシンデレラは輝いていました。
そんなシンデレラでも舞踏会に行けず、しずんでいたときフェアリーゴットバザーが現れ、
「夢を見ない人のところには私は現れないわ」
というのも印象的な言葉。
それから、「ビビデバビデブー」はもっと印象的な言葉ですが、特に深い意味はないそうです。
そして、王子と出会うシンデレラ。
シンデレラが去るときの「ありがとう」「待ってくれ!」
以外に会話するシーンなどは出てこなくて、
まるで視聴者が第3者として遠目でうらやましそうに見ているような、
そんな幻想的なシーンでした。
帰ってきてから、ぼーっとするシンデレラ。
それから、ガラスの靴がシンデレラの足にぴったり合い、
王子との結婚式。
と意外とサラサラ物語が進んでいく中、
ずっと夢を見てるようでした。
他のプリンセスを差し置き、シンデレラストーリーなどといわれる理由が分かった気がします。
アイドルマスターシンデレラガールズとかもシンデレラストーリーですよね。
「私が夢見ることだけは誰にも止められないわ」
と言い、継母の悪口や文句も一切言わず、
いつか王子様がと夢まで見ていたシンデレラ。
ネズミや鳥たちに希望を与えたシンデレラ。
すごくあっさりしていたのですが、なんだかとっても夢のような時間でした。