こうもり さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ロックじゃねぇ!ポストロックだ!について
ギャグとシリアスが行ったり来たり。ヒロインの子、序盤はイライラするキャラクターだと思っていましたが、回を追う毎にその癖が面白く思えるようになりました。
さて私、一応ロック好きなので友利奈緒が発言した印象的と思われる
「ロックじゃねえ!ポストロックだ!」について語っておきましょう。
アニメのレビューからはかけ離れるのでネタバレで隠しておきます。
{netabare}まずポストロックとは、とてもめんどくさいジャンルです。カテゴリー自体がめんどくさいって意味です。
ここでのポストは「次の」とか「後の」と訳せます。
一体ポストロックの音楽的特徴って何なのと聞かれると・・わかりません!ギターゴリゴリで轟音を掻き鳴らす方もいれば、今から葬式でも始まるのかと言わんばかりの暗~い音楽の方もいれば、宗教や民族的な特徴が色濃く出てる方など様々です。
結局の所、本人がポストロックと言ってしまえばそれはポストロックなのです。いや本当に。
私個人が思うポストロック(演奏側、聴く側含め)は音に対してストイックであったりインテリでオタク(音の)のイメージがあります。突き詰めてる感があると言うか。気難しい人が多い印象(すごい偏見ですがw)
モグワイというポストロックに位置付けされているバンドのライブに行った事がありますが、異様でしたね。ボーカルパートが激少なのでひたすら幻想的な音を聞いていました(聞かされました)
話を戻しましょう。そんなめんどくさいジャンルに偏っためんどくさい人間というのは、世間一般の方が聞く所謂「ロック」とポストロックを同じものさしで扱われる事に大きな不快感を抱きます。その根底にある考え、何となくわかる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「ロックじゃねえ!ポストロックだ!」
言い換えると
「私の方がハイセンスなんだよ!同列に扱うな!」
というわけです。
自身のプライドを強制的にチラつかせる実に浅い発言なのです。(暴言)
しかし他人には理解し難い特別なプライドというものは、一つ二つぐらい持っている方が人間として魅力的だとも思います。
というフォローをいれつつ・・・以上になります。{/netabare}
・・・とものすごいどーでもいいお話でした。
アニメの内容は、面白かったですね。
{netabare} 結局私の大好物である、タイムループ(リープ)系の要素がありましたし、満足でる内容でした {/netabare}