たこやきトンママン さんの感想・評価
3.6
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
砲撃音のみが支配する静寂のラストバトルは自分もお姉ちゃんと一緒に戦っているかのよう。爆音上映最高。
●爆音上映の重低音は、ライブに参加したあとのような心地良い疲労感。
●一人称視点で描かれるギミックバトルのオンパレード。
●砲撃音のみが支配する静寂のラストバトル。
●小さな戦車でデカイ戦車に立ち向かう戦術の面白さ
●ドリフトがカッコイイ戦車、登場。そしてレオポン…
●色んなキャラの見せ場がちゃんとある
●BGMの使い方が気持ち良い。
{netabare}
●爆音上映の重低音は、ライブに参加したあとのような心地良い疲労感。
立川で爆音上映で見た。
砲撃音の地響き具合がスゴイ。下腹部にビリビリくる。
観終わったあとは、ライブに行ったあとのような、
疲労感と高揚感がやってきた。
"ちゃんと観た"という感じ。
●一人称視点で描かれるギミックバトルのオンパレード。
ガルパンならではの魅力である構造物を活用した
バリエーション豊かな戦車バトルは、本作でも健在。
今回の舞台が遊園地ということで、面白いバトルになっていた。
「ブランコみたいに大きく揺れる船みたいなやつ」を活用するシーンでは、
「やつ」を大きく揺らしてその隙に下をスーッと通り抜ける。
お得意の一人称視点で描かれているので、
ぶつかりそうでひゃ~!ってなる。
ジェットコースターのレールを戦車で下るシーンも迫力満点で、
ジョイポリスとかでやってほしいレベル。
(=それが4DX向けってことなんだろう)
●砲撃音のみが支配する静寂のラストバトル。
ラストの2対1のバトルシーンは、
キャラの声がなく、ほぼずっとドンパチ音。
その中で、主人公とお姉ちゃんが
ハンドサインを交わしつつ敵を追い詰めていくのは胸熱。
そしてもちろん、
ハンドサインのシーンは一人称視点(みほ視点)。
まるで自分が戦車のテッペンに乗って
ハンドサインを送っているようだ。
●小さな戦車でデカイ戦車に立ち向かう戦術の面白さ。
核爆弾のようなデカイ砲弾を
何処からともなく撃ってくる巨大戦車が登場。
対するは、継続高校の軽装戦車、
生徒会の薄っぺらい戦車、アンチョビたちの乗る小さな戦車。
どうすんだコレという状況でも、
飛ぶ、引っ掛ける、で巨大戦車を翻弄する小さな戦車の姿は
みていてとても楽しい。
●ドリフトがカッコイイ戦車、登場。そしてレオポン…
継続高校の戦車は、ドリフトをバリバリこなしていてカッコイイ。
見た目的にザコっぽい軽装車両だけど、躍動感がスゴかった。
個人的には、足回りの弱い(=カワイイ…)レオポンさんチームの戦車が
結構長く頑張っていたのがなんだか嬉しかった。
●色んなキャラの見せ場がちゃんとある。
廃校になってしまって完全なダメ人間になる風紀委員、
すぐに特攻したがる旧日本軍のような新キャラが印象的。
アンチョビは地味な偵察任務を買って出ているあたり、とてもよい娘…
たくさんキャラが出ているのに、空気になっているキャラが少なく感じる。
●BGMの使い方が気持ち良い。
主人公たちを助けるためにこれまで戦ってきたライバルたちが一同に会するシーンは、
これぞというときにいい感じのBGMが流れてきて(どんなBGMだったかは忘れてしまった)
使い方がうまいなーと思った。
{/netabare}