退会済のユーザー さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ときめく女性にときめく
この映画を好きな人と話す時は「あぁうん素敵な映画だったよね」と
そうでもない人と話す時は「まぁ微妙だったよね」と
そんな適当な感想が同居している(笑)
そんなに退屈もしないし、ハウルの城の崩れっぷりととも物語も崩れていく感じも好きだったのですが(笑)
この映画はいわゆるセカイ系になってくるんでしょうかね?
別に批判的に言ってるわけではないのですが、あの適当な戦争は物語を盛り上げる道具にしか私には見えず、オチもなんだそれ?みたいなオチで尻すぼみ感が凄かった。戦争なんてこの作品にはいらなかったと思うんですけど・・・何が言いたいかのかも今一つ伝わってこず、やはりもうちょっとシンプルな方が良かった。
それでもハウルとソフィーのラブロマンスはイイネ!っていうのはありまして
やたら外見に拘りを見せる魔女だったりハウルだったり、ソフィーが若返ったり老婆になったりと
内面と外見が目まぐるしくリンクしていく面白さはあったとは思います。
ジブリは主人公の成長とかそんなもんをよく見せるんだけど、この映画は少し違ったでしょうか。
恋は自分の魅力も気づかせてくれるものなのかな・・・書いててなんか恥ずかしい
一番印象的だったのはソフィーがハウルとカルシファーとの契約した時に飛んだところ
あれは冒頭に伏線でもあれば尚良かったな、と思うんですが、そういやどっかに伏線でもあったような気もする。いずれにしろクライマックスがどこにあるのかもよく分からないし、盛り上がりそうで盛り上がらなかったなー・・・何故こうなった感はやっぱりあったので「まぁ微妙だったよね」というのが多分本音なんだろうと思う。