ポール星人/小っさ さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
コッチは既にラノベ的にはビッグネームでしたしね
"少女たちは荒野を目指す"の方を見てると、この作品の事は無視できないなと思ったもので視聴。
何で15年冬期の本放送時に観なかったのかは正直思い出せないんですが、多分タイトルで「女の子を自分好みに染める非道をラノベと言うフィルターで抵抗無く見せるアニメ」と勘違いしてたんじゃないかなとw
ニワカの私でも人気のラノベとは知ってたんですが・・・
まぁゲーム制作モノではありますが典型的な鈍感主人公のハーレム物では有る訳で、忌避されそうなもんですが意外とランキングは悪くないすよね。
ゲーム制作と言う比較的珍しい題材だからウケてる と言う程その制作の部分は掘り下げてない訳ですし、目新しさは有ったにしろアリガチな相関だろうと面白ければ1万枚近く売れるってこってすよね。
それとも加藤さん人気なんでしょか?(汗)
等身大フィギュア198万完売すもんねぇ。
何もして無さそうなのにキャラ強めの詩羽と江莉々の緩衝材となってる構図はコンセプト勝利すよね。アニメだけでは倫也に明確に好意に顕わにしてないのもむしろ魅力になってる気もしますし。
他のヒロインは逆に過去の経緯から倫也に好意を持っていた子ばかりで、刹那的な感情の昂りで無い点も私的には好印象ではありました。
下手に作品の品位上げようと過多な心情描写入れずストレスフリーな作りは潔いですし。心の部分は数話かけて長引かせる様な事も無く、その代わりに感情の表現に花弁や色の変化使うなんて試みもナカナカだし。
個人的には何度も繰り返し観たくなる作品の類では無いですが、楽しく見れましたです。シーツをスーハースーハーする詩羽先輩の病み気味な感じ、大好きw
放送終了から約二か月で、放送時期は別として2期確定の情報が出るのも納得な面白さでは有ったと思います。{netabare}オレタタENDを自虐的に使ってたトコみると出来レースでは無く売上での決断だったんでしょしね。{/netabare}
素人の私が言うのもアレですが、確かにコレを観ちゃうと"少女たちは荒野を目指す"は「面白さ」で見せるアニメとしては類似性が苦しい気はしますね。
私はあちらはあちらで楽しんで観てますが、ビジネスライクなゲーム制作モノとしての差異で独自性を持たせるならば、本作と同じ高校生の青春モノは避けとくべきだったんじゃないかなとか思ったり。冴えカノと同時期にSHIROBAKOという作品も成功していたことを考えると尚更、ねぇ。