どらむろ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
「おっぱい監督」金子ひらく監督の百合エロバトル!割とコメディータッチで楽しいです♪
メディアミックスの一環で、アニメは実質オリジナル全12話。
「ソウルイーター」や「フリージング」辺りをひたすら百合エロ萌え+コメディー色強めたような作風。
ガチバトルや若干のシリアスはありますが、基本的にコミカルで気楽に観れるのが良い。
金子ひらく作品らしく、露骨(下品)なおっぱいエロ満載なので、好みが割れそうです。
{netabare}『物語』
隔離された島で少女達がパートナー組んで、一人は武器に、一人はそれで戦うという「ソウルイーター」っぽい設定、でも作風は閉鎖世界でのバトルロワイアルに近い。
でも人死にや脱落者続出するようなガチシリアスは無く、割と呑気かつコミカルに話が進むので、「ストレス少なめに百合萌えやエロスを楽しめる」コンセプトの作品でしょうか。
戦闘開始時に百合カップル同士がかなーり濃厚な百合エロ繰り広げるので、そこが萌えどころでしょう!
純真無垢な守られ系ヒロイン・処女まもり(とこのめ・まもり。※「しょじょ」じゃありません!)が武器に、「まもりさん」を使って戦いつつも彼女を守る決意の敷島魅零(しきしま・みれい)のコンビが尊い。
小さくて可憐だけど年上なまもりと、長身で大人びているけれど年長者に敬意払いつつ守る魅零、この二人の関係性が「微笑ましい」のが一番の見所でした。
この二人を軸に、島を実効支配する自治組織「ヴェルター」と戦ったりもしつつ、でもあまり深刻な状況にはならず。
百合エロ以外でも随所にコミカルな展開あり、楽しいです。
…いや、当事者たちは結構本気なのですが、それがシュールな可笑しさに展開されていく感じ。
別にふざけて笑わせているのではなくて、大真面目に百合やバトルやりつつ予測できない笑いを生んでいると言いますか。
例えば、モブが敗北してエロい事になったり、ここら辺は本人たち大真面目だからこそのシュールなギャグなのではw
「フリージング」なら死人が出てそうな流れでも一切犠牲は無いので、安心して見ていられる♪
そんな適度にシリアスバトル、適度にコミカルな流れの中で、少しずつ絆が深まる過程が結構丁寧。
各キャラの個性や見せ場発揮しつつ、島の秘密や陰謀などの真相が進みつつ、終盤は王道な展開で萌えも燃えも(ついでに笑いも)十分。
まもりと魅零の絆良し、仲間との関係良し、意外と熱いバトル良し。
総じて、ふざけているように見えつつ意外と安定感のある作品でした。
…好みは激しく割れそうですが、許容出来るならば…あえて良作と言いたいです。
『作画』
キャラデザは「クイーンズブレイド」路線、正直あまり好みでは無いです。
それでも、まもりちゃん可憐だったり、十分な可愛さあり。
ひたすら下品なおっぱいその他のエロ萌えは(コンセプトが合っていれば)高評価ポイント。
バトルが意外と良い点も高評価。
『声優』
まもりの井澤美香子さんの可憐で奥ゆかしい感じハマリ役でした。
井口裕香さんの無口キャラは珍しいけれど、次第に存在感自体が面白いw
久保ユリカさんの大阪弁や瀬戸麻沙美さんのポンコツお嬢様も中々。
『音楽』
OP「Overdrive」は結構真面目に熱い。
ED「スーパーウルトラハイパーミラクルロマンチック」は打って変わってふざけた曲調、でも本作の主題歌としては非常に相応しい♪
良くも悪くも記憶に残るアニソンですね。
作品のコンセプトに合っている点を評価。
『キャラ』
「しょじょじゃないです、とこのめです!」な処女まもりちゃんが可憐で可愛いです。
守られ系だけど年長者として頑張ってたりする健気さも。
見た目や貫禄とは裏腹に年下なみれぃさんは意外性のあるキャラでした。ぷり(違)
無口だけど、回が進む程にまもりさんへの想いが分かってくると可愛げ増していく。
メイフォンは大阪弁な守銭奴だが根は良い奴で「たくましい」可愛さが見所。
本作のコミカル路線は彼女の存在大きい。
唯一の王子さま、柊晶(ひいらぎ・あきら)の正体は、お約束ですな。
実は影のヒロイン格。
レディ・レディチームが頼もしい。存在自体が時に頼もしく、時にギャグw
何気にキャラが立っていた、シャルロットさん。
カマセ街道まっしぐらの不遇なお嬢様、本人は大真面目に高慢ボス演じているのが逆に哀れさと笑いを生んでしまっている!
この他モブに至るまで、結構キャラが立っていました。{/netabare}