ヤマザキ さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
「心が叫びたがってるんだ。」を観て、自分の青春時代を後悔した(TT)
映画を観てきた日に、facebookに投稿した記事を再録します(一部再編集しました)。えっ、これって手抜きですか?ええ、手抜きです(開き直り)。
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映画「心が叫びたがってるんだ」を観てきました。ええ、「ぼっち」で(^^;;。というわけで感想なんぞを・・・。
いえ、最初は家族で行こうと思っていたんですよ。小6(当時)の娘もアニメ好きだし。でも、「ぼっち」で行って正解。{netabare}ストーリーの出だしがいきなりラブホがらみの話なんですよ。もちろんどぎついシーンではないのですが、ラブホが何をするところかわかってないと、それ以降の話が理解できません。残念ながら今の私も、それからおそらくは妻も、小6の娘に「意味がワカンナイ」と言われても、的確な回答ができる自信がありません。{/netabare}皆さんもお子様連れで観に行こうと思ったら要注意。やめといた方がいいです。
でもまあそんなことは置いておいて、なかなかいい映画でした。
{netabare}・高校生がミュージカルに挑む話です(いや、もちろん本質は青春ラブストーリーですが)。「音楽劇」としてもかなり見応えがあります。
・「あの曲」と「あの曲」がほぼコード進行が同じとは、恥ずかしながら指摘されるまで気づきませんでした。2つともジャズでやった曲なので、是非今度「応用」したいですね。
・かなり「切ない」話ではあります。でも、泣けるほどじゃなかったなぁ、ハンカチ持って行ったのに。
・そもそもこの映画を観ようと思ったのが、この10月から同じスタッフがかつて作った「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」の再放送を観始めて、それで心を打ち抜かれたからなんですけどね。「あの花」で毎回泣きそうになっているのに今回この映画で泣けなかったのは、単なる尺の問題か?・・・いやいや、きっと違うぞ、それ。「あの花」を観終わったら分析してみよう。
・お話と実際を比べること自体がナンセンスなんですが、それを承知で自分の高校生の時を思い浮かべてみると、なんというか、オレって素直じゃなかったなぁと思います。人に自分の考えを伝えるのが下手だった、というか、そもそも伝える気がなかった、というか・・・。
・別に好きになった女の子に「告白」しまくればよかったとは言いませんが、他人(友人、先生、家族)にもう少し「感謝の念」を伝えても、別にバチはあたらなかったなぁと、ちょっぴり身につまされた49歳。{/netabare}
総じて言えば、観て確実に損はありませんが、別に映画館に行かなくてもテレビ放送を待つので十分でしょう、というレベルでしょうか。
・・・あ、今回の映画は「あの花」に引き続いて秩父が舞台なので、秩父に特別な思い入れを持っている方は是非映画館へどうぞ。