ダレイオス さんの感想・評価
3.1
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ヤンデレ要素とは懐かしいね。
500年前封印された遺跡に眠っていた神様や霊のようなものが事故で
目覚めてしまい。それが災いになってしまうことを匂わせたスタートですね。
話によると霊みたいなのは1500種類、数万体で事故で目覚めることが
出来て人間に立ちはばかる構図
霊も単に人間を支配したりするタイプではなくて
人間に恨みを持っているようで、それが理由で人間を襲ってくると
単に倒せばいいという、ものではないようです。
人間にいじめられて、仕返しをしたらさらに嫌われたと
いうパターンみたいなので根は深いのかもしれません。
神様は主人公側に付いて、霊と戦うバトルものかと思われる開始ですね。
それで神様はヒロインで女の子で主人公、裕理の家に
住みつくことになるストーリー、なぜ住まわせるかは裕理の家が
神社でこの神様を信教しているからほっとけないという理由みたいですね。
さらに、裕理が神様に名前を付けてあげたり
ましろ自身500年前の時代から目覚めたのから
考えが500年前の人で若くても結婚は当たり前と
考えていることから、いきなり主人公に惚れる展開で嫁宣言と
要約すると、ある日、目覚めた神様の女の子が主人公の家に押し掛けて
速攻で結ばれる開始で展開としては思ったよりも早いかな
とりあえずよくわからない女の子に惚れられても嬉しさは半減するので
もう少しじっくり見たかった気はしますね。
それで霊を倒すために裕理はトレーニングをするんだけど
これが実にギャグぽい感じで開始直後のシリアスからすると
ギャグ寄りに見えますね。
そして例のごとく、ある日沸いてきたにも関わらずコネで
学校に通うことになるというご都合主義で
ここまでのストーリーは制作者の気持ちはわかりますが
あまり説得力はないかな
ただし、主人公と同じ学部に通わせる安易な展開になってないのは
いいのではないでしょうか、このおかげで
ストーリーに生かされる場面はあったので
裕理もよくいる主人公であまりモテそうもないけどモテモテと
エロゲ原作かとこの時点で考えましたけど、そのようですね。
しかもかなりの鈍感と良くも悪くもエロゲ的です。
デリカシーは無いかな
そのせいで中盤は幼馴染のヒロインが暴走するきっかけになってました。
ましろが学校に通いだしてからは、楽しめたかな
共存のキーワード関しては違和感はありましたが
一応は人間世界で暮らす上での認識の違いからくる
トラブルや戸惑いとかを入れてきているので
そのあたりは好感が持てますね。
個人的にはある日、沸いてきた者が人間社会で簡単に適応出来る
自体違和感を感じるケースがあるので
溶け込む過程をまじめにやるのは、好きですね。
この学園的な要素は序盤で消えるのでもっと見たかった。
人間に恨みを持つ数万もの霊と戦うバトルものかと思ったけど
そっちの方はあまり力を入れずに共存をテーマにしているのか
人間関係に力を入れていたと思います。
ましろが裕理と知り合ったために、それまであった
裕理と幼馴染のヒロインとの関係に変化があるものでした。
裕理は1人しかいないので片方のヒロインと一緒にいると
片方とは一緒にいれないのでヒロインにストレスがかかり
さらに裕理は鈍感でデリケートのない対応をするので
さらに悪化するものだったかな、個人的には裕理の性格はかなりイラッとはします。
ヤンデレ要素もあり、そういう展開は面白いちゃ面白いんだけど
物語の質は落とすかな
ただ、幼馴染とある日沸いてきたヒロインの言い分は
聞いていると話自体はおかしくはないので
お互いの気持はわかりましたけどね。
いきなりやってきて、何よ!的な言い分と
別に最初に会った時、主人公の彼女と言ってないじゃないですか
なのでどちらの言い分もあったし、ヤンデレの流れぽかったけど
実際は会話自体はまともで、まじめに話し合って解決したので
ヒロインと幼馴染の関係は良かったのではないでしょうか
主人公側は描くべきことは最低限は描けていました。
恨みを持つ霊との対立も共存がテーマなのか決め手は
序盤は話し合いだったですね。
バトルが熱いとか、そういう感じはなくて
霊を慰めるだったです。
ただ子供と約束をするような、子供向け道徳な感じなので
聞いていたらわかりやすいし
それでいいとは思いますが
捻りと言う点ではもう少しかな、ただし話自体はまともです。
恨みを持つ霊とのバトルは途中で中断は多くて
中途半端なことが多く、首をかしげるシーンはありましたね。
話がなんで途中で飛んでいるのか、最後まで見ても納得はしずらいね。
バトル自体は盛り上がりませんでした。
後半は恨みを持つ霊と人間がどう向き合うかは
描けてなかったですね。
ラスボスの霊も最後、人格変わってませんかね?
なぜか主人公である裕理にいい意味で説教しているし
とても人間に恨みがあるキャラの発言には見えなかった。
途中までは結構楽しめたけど、最後は良くないかな
エロゲ原作は最後崩れることが多いけど
このアニメもそうでしたね。
作画についてはキャラクターデザインはエロゲ原作独特さを感じて
最初は抵抗がありなれるまで時間がかかりました。
作画自体はいたって普通、特別に優れるわけでもないけど
崩れとかはなかったですね。たまに良いカットシーンがあると
そのシーンでずっとやれればいいのにな・・・と思うレベル
個人的には普通です。
声優さんについては声は合ってたかな、演技力が低いとかはなかったけど
甘い感じのロリ声の演技なので声質はいいけど
高い演技力とかは感じさせられなかった。
可愛らしさの演技は出来ていたとは思うのですが
これは途中までは文句がないわけではないけど
いい場面もあり個人的には楽しめました。
人間関係の事は結構やってたのでキャラの気持ちも伝わってきたし
途中までは良かった。
でも終盤崩れて、まとめきれてないし色々変でした。
共存のテーマもどうなった?ですし
エロゲ原作アニメは終盤崩れますね。