えこてり さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
菅原、お前は漢だ
原作未読、一期からの継続視聴なので安定の楽しさです。
特地が舞台での見所は、やはりなんといっても自衛隊です。
帝国との交渉でも、どう転んでもこちらには奥の手があるという
安心感からの理不尽な近代兵器フルぶっぱ(あくまでも専守防衛)で視聴者のストレス発散。
絶体絶命のピンチ(あまり緊張感はない)に颯爽と現れるF-4Jの頼もしさときたら。
常日頃スクランブル発進されてる空自の皆様、本当にお疲れ様です。
原作組の方々からするとかなりすっ飛ばしてるハイペースのようですが、
確かにもうちょっとじっくりでも良い気もしますが、
さくさく進んで十分に楽しめてます。
遂に軍用車の運転まで仕始めたレレィがかわいいんじゃあ
-----------20話追記------------
{netabare}
菅原外交官がやってくれました、格好良かったです。
特例を認めるわけにはいかないけど、
目の前で子供に助けてと言われて動かなかったら男が廃るよね。
真珠のネックレスがこんな伏線になっていたなんて。
無視すれば冷血漢だと言われ、助ければロ○○ンの烙印を押されるし
どっちにしろ菅原は詰んでましたね笑{/netabare}
~4.4追記~
最後まで完走しました。
{netabare}
要人救出の為の長時間待機状態から総理のGOサイン、
C-1のジェットエンジンが唸る。
第一空挺団、エアボーンのシーンは最高でした。
その前後の掛け声は自衛隊でのそれに近いのでしょうか、
とてもリアリティ(実際には見たことありませんが)があるように感じました。
北朝鮮に拉致されている邦人の方々に想いを馳せずにはいられません。
帝国相手に一方的な戦闘に見えてしまうかもしれませんが、
よく訓練された兵士が完璧に作戦を遂行した結果に過ぎないのです。
それがアニメ的に面白いかどうかは別ですけど。
これは虐殺に見えてしまうかもしれませんが、
兵士と兵士の戦いには虐殺という概念はなく、完勝したという結果だけです。
兵器の優位性で圧倒し、文明こそ違えど同じ人間を躊躇なく撃てる自衛隊に嫌悪感を抱く方が居ます。
私はそういう考えを十分に理解できますし、
心優しい日本人として普通に持ち合わせてる感覚だと思います。
でもこの作品、元自衛官の原作者様の主旨は、
ファンタジー世界と自衛隊が良い勝負をすることではなく、
独立国家の軍隊がどのような理由、目的で行動を起こし、
それを遂行するのかという所にあったように感じました。
いかん、なんか堅い与太話になってしまった。
要するに、後半はレレイ・ロゥリィ・テュカの活躍が少なくて寂しかった。
3期があるとよいなあ{/netabare}