ナルナル さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
人の命の儚さ
この作品を観た皆さんはどう思っただろうか。私はこの作品を観て人間の命の儚さがわかった。また人間は常に感情に左右されやすいこと、悲しみ、憎しみ、という感情の表現が多かった。
物語の初まりは「インフェルノ」という組織の暗殺者としてアインという少女が日本人旅行者である少年…いずれは「インフェルノ」の暗殺者としてアインと共に活動するツヴァイと出会う。そこから色々なガンアクションが繰り広げられていくのである。個人的にクロウディア・マッキェネンのような女性は凛々しくてとても気に入り感情移入してしまいましたが、梧桐組をバックサーポートとして起用した時に少し後先が不安になり、自分が使える者はなんでも使うという性格か、もしくは策略が露わに出てしまったので恐ろしさを感じた。彼女は当然の報いを受けるべきであったので最後はとても格好良くあの世に行けたのであると私は思う。
そこから先は過去に約束したものを今、克服するような行動をツヴァイはした。
とにかく全員望み通りの死に方をしたと思う。
もしクロウディア・マッキェネンのところにツヴァイが立ち寄って組織からの逃亡生活を共にしていたらどうなっていただろか。
組織には裏切りがあるということを常に心掛けなければならないのだろう。
500万ドルはアイザックの家に置いて罪をなすりつけたがあれはどうなったのか詳細が知りたい。
キャル・ディヴェンスの精神は狂い過ぎている。笑えるよ。
志賀透はサイス=マスターと手を組み過ぎている。ある意味このアニメの混乱の種。サイス=マスターからすればクロウディア・マッキェネンに対して復讐するには役にたっただろう。
登場人物達の回想が長過ぎるときがあった。
最後に、何故ツヴァイが死んで後ろを振り向くときにアインは笑ったのだろうか。あそこのシーンは少し意味が不明である。
OPの「KARMA」はこの物語を表現しており最高に良かった。