ゆ~ま さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
一通り観終わってみて。PSP版をプレイしてみて、追記。
『うたわれるもの 偽りの仮面』アニメを視聴している状況で。
『仮面』について出てきた辺りで
「これは前作観ないと」と思いまして。
同時に他のレビュアー様の感想を読んでみて、
という側面も大いにあります。
全26話を4日ほどで一気に駆け抜けたので、
正直作品について深く語れるほどではありません。
が・・・思っていた以上に面白かったし、よく出来ていたと思います。
10年近く前の作品とは思えない出来栄えだったと思います。
ゲーム(PSP版)をプレイしてみての感想-----
{netabare}
結果的には両方に手をだしてみて正解だったかと思います。
互いに欠けてる部分はあったように感じましたし、
そこを上手く補えているとも思えましたので。
物語・キャラ的にはゲームで掘り下げができました。
特にトウカ・ウルト・ムツミでしょうか。
寄り道イベントの有無や、
アニメでの「尺」の縛りに左右はされているのでしょう。
用語や世界観・設定方面でもテキストにされていたのは
大きなアドバンテージかと思います。
アニメで視聴した時には音としては聴こえますが、
その意味や表記を思い浮かべるのが難しかったので。
文字にされて意味を把握し易かったですね。
逆にアニメで良かった点は演出・描写でしょうか。
ゲームでは基本テキストと立ち絵・背景・1枚絵と音響で
何が起きているのかを伝えるわけですが、
やはり限界があるわけでして。
僕の理解力や読解力の無さも関係しているとは思いますが、
視覚化により、ゲームより伝わりやすいと思います。
特に動きの大きい・スピーディなシーン。
終盤のハクオロの正体関連は、
ゲームだともっと時間かかるかと思いきや、
意外とアニメと大差無く。
(ムツミのくだりは大差ですが)
アニメをかなり駆け足で視聴した為、
ゲームで時系列・用語・世界観などを再確認できたことで
このタイトルへの理解は深まったと思います。
それにより『偽りの仮面』を再度視聴してみたところ、
かなり異なった見方・受け取り方もできるようになりましたし。
{/netabare}
アニメ版を観ての感想-----
{netabare}
物語としては
終盤手前までは「戦記物+日常物」
終盤は「SF物+神話物」という感じでしょうか。
ハクオロの正体や遙か昔話の部分は・・・
多分リアルタイムで観てたら呆気にとられていたことでしょう。
(その代わりに『偽りの仮面』で呆然と観てましたがw)
終盤~その後はイマイチ要領をえないで完走してしまったので、
用語や世界観を確認する意味で、
一度ゲーム版に手を付けてみようかな?と考えています。
(「いけにえと雪のセツナ」「艦これ改」辺りが今週ですが・・・)
都合の良い時にプレイできるように、
PSP版をVITAでという形になると思います。
キャスティングが・・・豪華ですね。
そして先にこれを観てから『偽りの~』を観ていたら
もう少し違ったテンションで視聴していたのかな?と思います。
(カルラ・トウカ・アルルゥ・カミュ・ムックル辺り、特に)
実際は逆流して観ているので、
「あ~この娘がああなって・・・」とか
「こんなに凶悪(良い意味で)なキャラだったのか」とか
考えながらこの作品を観てました。
『偽りの仮面』のヒロイン・クオンは・・・
このアニメだけだと誰の関係なのか、イマイチつかめないですね。
この世界の遺伝要素がどうなのかは謎ですが、
尻尾から推測するならユズハなのかな?とも思えますが、
アニメのラストでは亡くなってる描写されてますし・・・。
(一応それなりに調べたのでゲームでの展開は知ってはいます)
エルルゥの娘という展開も捨てがたい。
けど尻尾が・・・。
{/netabare}