beatle さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観たい

き、き、くきたあああｷﾀｷﾀｷﾀああああああああああああああ

一番好きな部は何部？サッカー部？野球部？僕は第四部です。

時は来た。ジョジョがアニメ化されるって？ほうほう。なるほど。そんな遠い国のゴシップを聞くような反応でかつ生暖かく見守っていましたが、第四部がアニメ化されるというなら話は別。ジョジョで一番好きな部、それが第四部なのです。そのアニメ化。これは僕にとってキリスト教徒が聖書がアニメ化する時のようなもの。待望という言葉では収まりきれない表現の強い思念が、今正に螺旋を描いて渦巻いております。

「これどうやったら勝てるの？」とか「勝てる気がしない」といったラノベチックなフィクション的要素の到達点がこれにあたるでしょう。ちなみに僕は第三の能力が発言したキラークイーンは実際のところキラークイーンレクイエムにあたるところなのではないかと思っています。

ジョジョが無ければ僕は洋楽フリークはやってなかった。ジョジョの登場人物からスタンド名は全て洋楽（第七部に出てきたチョコレイトディスコが初邦楽かな）なのですが、主人公や味方勢にピンクフロイドからの楽曲が使われて、プログレファンには嬉しい限り。shin on you crazy diamond やエコーズなんかはechos、敵キャラの写真の親父からatom heart mother　原子心母をもじったアトムハートファーザーなんかはついついニヤリとできてしまいます。

それにしてもキラークイーンって優遇され過ぎじゃないですかね？第一の爆弾時点でも相手に触れる事だけで爆死させるチートレベルの能力なのにシアーハートアタックとかもうね。そしてアナザーワンバイツァダストとかジョジョの強キャラで一番強力過ぎやしないかと思います。メイドインヘブンとかＤ４Ｃ、ワールドとかにすら勝てる気がします。嗚呼、なんて作者はクイーン贔屓なんだろうか。ジョジョリオンの最新刊でＡＦＸツインの名前が出てきましたけど、もう少しちょっと強キャラに使って欲しかった。　

第四部はどこまでやるのか、ファンにとってはたまらなく待望過ぎる。レッドホットチリペッパー討伐からラスボス殺人鬼までの登場が凄く良いメロディラインなのでこれはもうフル勃起で期待するよりありません。スタープラチナ以上のパワーと精密な動きが出来るスタンドも後にも先にもレッチリだけ！皆はキラークイーンの圧倒的強さに忘れているかもしれないですが、レッチリだってメッチャ強いんだからねっ！本体の音石明のキャラもベネ。「反省すると強いぜぇ～～」とか言ってますけど、真面目にやったらホワイトアルバムレベルの強さだと思います。遠距離スタンドかつパワー精密動作がスタープラチナレベルとかもうヤバイを超えてますからね。本体があの馬鹿キャラ（褒め言葉）じゃなかったらキラークイーン喰ってた強さの可能性大。強すぎるスタンドってそれに釣り合うように本体もそれ相応のキャラに仕上がってるからジョジョ作品は面白いですよね。第五部の話になりますが、暗殺者チームの能力全般とか実際どれもラスボスレベル級の強さですからね。マンインザミラーとか実際最強スタンドなんじゃないか？ホワイトアルバムとかあんな限定環境じゃなければ無敵過ぎ。とか。それレベルなのですよ、レッチリは！！僕は声を大にして言いたい。レッドホットチリペッパーは決して噛ませではないことを。決して弱かったわけではないことを。真面目にやったらザ・ワールド以上のスタンドパワーなのだと。皆に知っていただきたい。だからこそ恐れがあるのです。バッドカンパニーからレッチリの流れが無くなってイキナリ吉良編から入るのは。怖いのです。ザ・ハンドとの馴れ初めや広瀬こういち君覚醒をまとめてすっ飛ばす可能性があるのが怖い。広瀬康一がマジで普通な高校生だからこそ、ＶＳキラークイーンのバトルが映えるのです。クレイジーダイアモンドは砕けないよりも超個人的にはやっぱりキラークイーンＶＳエコーズですね。シアーハートアタックの強さの異常性が存分に発揮されてますからね。しかも最強のスタンドと言われているスタープラチナの空条丈太郎をもってしても、ですからね。熱すぎる。熱すぎるよ！！バキで言うと宮本武蔵ＶＳ範馬勇次郎レベル。ジョジョのベストバウトです。その熱すぎる工程にはバッドカンパニー編が必要なのだと僕は重ねて言っておきたいのです。一ファンとして、割愛されたくないのです。ああ、本当に楽しみで楽しみで仕方がない。靴下の裏表とか靴を履かせたりとか会敵した瞬間の描写までもう完璧過ぎる。物語史上でこれほど熱い展開はナいよなぁ。広瀬康一ＶＳ吉良吉影はもう本当にアニメで見たい。

キラークイーンバイツァダストの無敵さのえげつないまでの描写も最高過ぎるんだよなぁ。主人公勢のなすすべも無い描写なんて、「もう漫画なんて…」とか絶望感が半端無かった。リアルタイムで読んでて勝てる場面が思い浮かばなかった。

これ以上やると三万字を超えてしまいそうなので自重しておきますが、最後に、現在やってるジョジョリオンにも第四部のキャラがベースになっているので、ファンの方は是非ともチェックしてもらいたい。ネタバレになるとアレですが、キラークイーンも出ます。一応第七部のＤ４Ｃでワールド乱入の件があるので、これはもう、とどのつもり予測なんて出来ないでしょう。舞台は再び杜王町なのです。これまでとは一風変わった作品に仕上がってますが、だからこそジョジョなのだと。風化も色褪せても衰えてもないジョジョが楽しめます。これを機に、是非漫画喫茶で一気読みを。

ジョジョより楽しめるエンターテイメントなんてこの宇宙どこを探しても見つかりませんからね。