たこやきトンママン さんの感想・評価
3.3
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
FPS的楽しさと、「仮面ライダーガタックが欲しかったのに!これドレイクだよおばあちゃん!」な感じの戦車アニメ
戦車での戦いが、戦車道という"乙女の嗜み"になった世界。
家元の出ででありながら戦車道を避けて転校した主人公は、
部活動として戦車道に取り組むことになり、
次第にリーダーとしての頭角を現してくる…という青春部活動モノ。
周りの人が「ガルパンはいいぞー」と言い始めたので視聴。
萌えアニメしすぎてる作品は苦手だけど、これは見た目ほどそんなでもなかった。
●FPSっぽいシーンで自分も戦車に乗っているかのよう
文字通り女子高生たちが戦車に乗り込んでサバゲーをするストーリー。
おお!と思ったのは、
戦闘シーンがFPS(一人称視点のシューティングゲーム)
のようになっていること。
自分が戦車に乗り込んで外を眺めているようで、
周りで他チームの戦車たちがワラワラ動いていくのは
なかなか楽しい映像体験。
●ガタックを頼んだのにドレイクを買ってきちゃうお祖母ちゃんのあの感じ再び
戦車道経験者が初心者に教えていくシーンがあるので、
戦車のトリビアが覚えられる。
距離の算出が結構面倒だったり、
弾の装填に時間がかかるので連射は出来ないと分かったり。
砲身が進行方向から変えられない戦車、背の低いヒラメみたいな戦車、
足回りが弱い戦車…など、
似たような戦車にも色々な個性があるのだと分かる。
個性があることで戦略が生まれる。
デカイ戦車は、市街地だと砲身が邪魔で曲がれなくて使いにくいと分かったり、
使えなそうな戦車をこうやって使うのか!という驚きが味わえた。
仮面ライダーガタック人形が欲しくてお祖母ちゃんに頼んだら
ドレイクを買ってこられちゃった人や、
お母さんにガンプラの違いを分かってもらえなかった経験のある人は、
何か感じるものがあるかも。
● 一生懸命な姿がステキな秋山殿!
キャラ的には、秋山さんがお気に入り。
自分が好きなもの(戦車)に一生懸命な姿がステキ。
ボーイッシュなのも、癖っ毛で頭モワっとしてるのもかわいい…。
そうだ。ケロロ軍曹っぽい。
ストーリーの面白さは特にないので、キャラと映像をみるアニメかな