Shin さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
正義と悪。
地球人と火星人の戦争をテーマにしています。簡単に言うならばコードギアスにどこか似ているものがあります。
作画、音楽、構成ともに素晴らしい作品です。
特に戦闘シーンの音楽は心に響くものがあり、あたかも自分が戦場にいるかのような臨場感を味わえます。
またキャラクター1人1人の心情も深く描写されており物語を一層味のあるものにし、ついつい感情移入をしてしまいます。
ですのでただのかっこいいロボットアニメではありません。
あららららぎさん(失礼、かみましt)も言っていましたが、世の中に「絶対の正義」なんてものは存在しないということを本作品を通して痛感します。
正義と悪は同時進行で起きています。
だだその行為対象がそれをどちらと捉えるかにより正義は悪にもなり得るのです。
対象が1つであれば絶対の正義=答えは出しやすいかもしれません。
しかし戦争の中、幾千の人々の正義はぶつかり合い、その正しさはなにをもって証明出来るものでしょうか?
人が人を思うが故の葛藤、悪の裏にある正義、この作品の見所です。
どんな方にもオススメですので是非ともご覧下さい。