よたる さんの感想・評価
4.0
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
「けど俺は、本当に何かを選ぶことを一度もしたことがないのかもしれない」
自分の信じる世界観がそっくりひっくり返ったら、どうなるのか…
戦うためだけに宇宙の中で生きてきた青年レドが、
平和な惑星地球に漂流してしまう。
見る物すべてが新しく、文明レベルも段違い。
本作の見どころは、そんな平和な環境で、
兵士としてただ命令に従って生きてきた彼が
苦悩しながら自分の為すべきことを見つけていく姿。
9話以降でグッと見ごたえが出てくる。
戦闘シーンもかっこいいけど、
特に好きなのは12話
{netabare}
チェインバーとレドの会話シーン
12話タイトルの「決断のとき」
命令が絶対の世界を生きてきたレドが、中佐の指令に背く。
ガルガンティアの生活の中で、彼に守りたいものができていた。
そのための決意が見られるチェインバーとの会話シーン
「お前はストライカーと戦えるか?」
「俺は中佐と戦えるか」
{/netabare}
ただ従うだけだった彼が、
自分の意志で立ち上がる
そこに感動しました