coldikaros さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
これにやられた
自分がオタク文化に入り込む原因になった作品ですね。深夜アニメとかは当時見ていなかったのですが、PCゲームとして高い評価を得ていたこれをプレイしたのが始まりでしたね。
ですので、アニメ化か・・・とか思いつつも、感慨深い気持ちでどうなるか眺めていました。
内容は、主人公理樹は一歳年上の恭介率いるリトルバスターズの一員として、子供のころから過ごしてきた。そんなリトルバスターズにも、恭介の高校卒業によって離れ離れになる時が訪れる。その最後を楽しむため、恭介はリトルバスターズに新たに人を加えて野球チームを作ろうと提案する。
アニメ化に当たってゲームの周回によってあった多少の影響をどうするのか気になっていましたが、まぁなんとかはなるもんですね^^;
ただ、ゲームの時も思いましたがリフレインに入るまでは結構退屈ですね。
NEXTONだったころのMOONやkanonの時は久弥直樹がメインライターで麻枝准がサブライターでしたが、麻枝准は彼の影響を強く受けています。
麻枝准はいわゆるイベントの描写と萌え落としの技術に関しては久弥直樹よりも描き方が優れているように思います。
しかし、日常描写と作品に込める哲学の面では明らかに劣っていると感じます。
そうして、この作品を見てみると、今回はアニメ制作に麻枝准が関わってはいないとはいえ、原作の状態を丸々カバーできるわけではないので、リフレインに比べて日常描写がとても多いこの一期は、はっきり言って普通か普通以下の面白さです。
ゲームをプレイしたものとして、やはりリフレインを見ないとこの作品はなんとも言えないので、この作品は単体としては微妙でも全体で見るべきでしょうね。