coldikaros さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ファイナルシーズン
いろいろあった物語シリーズもファイナルシーズンに入りましたね。
ほんとにファイナルなのかはどうなのかってところですが^^;
内容は、ある日阿良々木暦は自分の変化に気付く。それは鏡に映らなかったり、骨折が一瞬で治る自分が吸血鬼化している時の状態に忍野忍の手を借りずになってしまっているということだった。そこで斧々木余接を通じて影縫余弦に助けを求めるのだが。
っていう感じですが、このアニメのタイトル見たらわかりますが、この話は斧々木余接の話です。途中から一気に方向が変わります。
1時間40分のアニメですので、30分アニメの3話から4話くらいの長さですかね。丁度良かったと思います。
この話は花物語とかとは違って話が2転3転とするので、結果的にこのくらいの時間になってます。雑談が多すぎるというわけではないです。
それにこの斧々木余接というキャラは以前から登場していたものの、クローズアップされて描かれてきていなかったキャラなので、こうやってキチンと描かれるのは見ている側としても悪い気はしません。
とりあえず、この作品を見て思ったのは、後の作品への伏線作りだなというのが一番でした。というより、それが露骨に作中でも言われています^^;
シリーズの一作品として、キャラをちゃんとクローズアップしつつ、最後に向けた伏線張りもしっかりやれていて、更につまらないわけではないので、繋ぎとなる作品としてはいい出来なんじゃないでしょうか。
西尾維新さんのことですから、伏線なんか無視する可能性もかなりありますが、ファイナルシーズンを見ていくならとりあえず飛ばせない作品だろうと思います。