天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
新SFスーパー英雄(?)列伝6
宇宙戦艦ヤマトか・・・何もかもみな懐かしい(バタッ)
って、それ地球でしょうが(汗)いや、使いたかったもので(おいおい)
まあ、ぶっちゃけて言うとTVの再編集版でしかありませんが、これがあったおかげで、日本にアニメブームが巻き起こり、色々なアニメが見られるようになったといっても過言ではないでしょう。
ただ、打ち切りとなったとはいえ、26話ある話を151分にまとめた訳ですから、切り捨てられた部分がかなりあります。
はっきり言うと人間ドラマの部分がからり削られていて、話もつぎはぎな感じでした。
ちなみにラスト近くでデスラーがヤマトを襲うシーンもカットされており、当然あの「古代君が死んじゃうっ!(by森雪)」のセリフもありません。
でも、当時はホント、これでヒットしたんですよね。
これに関してはアニメ誌である月刊OUTが特集を組んだ事の影響も大きかったかもしれません。
ダグラムについては悪意ある特集を組んだ事もある月刊OUTですが、この功績は認めるべきでしょうね。
あと、この映画ですが、劇場公開されたものでは、ヤマトがイスカンダルに着いた時点で、スターシャがすでに亡くなってたんですけど、後でTV放送されたものでは、キチンと生きており、TV版と同じ内容になってました。
現在発売されているものでは、両方のバージョンが見れるようですが、19990年頃まではスターシャが亡くなっている方は何故か封印されていたそうです。
今改めて観ると、作画レベルにう~んとなってしまう映画ですが、重要な作品である事は確かですね。