shin さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
全体の構成が秀逸
全体的な感想としては、表題の通り全体の構成が秀逸に尽きる。
このようなトリックものは、導入部が説明が複雑であるため如何にして自然に世界観に引き込むかが重要のように思います。説明が長く科学的過ぎて飽きてしまうというケースはよくあるが、本作品はそこのところを主人公のボケなどのギャグに自然と説明を含ませることで見事にカバーしていて見ていて飽きません。(個人的には、まゆしぃ(C.V.花澤香菜)の萌え要素もありより良かった。)
ここまでくれば、後は伏線を回収するだけ。導入部が8話くらいあったため伏線の数も多く、中盤はギャグがなくてもストーリーで楽しめました。また、数々の問題を解決する中に恋愛の要素を絡ませることで、感情移入がしやすく儚く甘酸っぱい気持ちにさせられたのも評価できる点。(特に22話の岡部とクリスの下りは最高!)
最後も、しっかりと着地点を見失わずシュタインズ:ゲートに収まり終了。と、きれいに25話で終わっていてすっきりしました。
まとめると、ギャグなどで複雑な導入部をカバーし、中盤は伏線を回収しつつの恋愛で物語を盛り上げ、最後に落ち(シュタインズ:ゲート)がしっかりと付く事ですっきりとすることができる良作!という感じですかね!!