ゅず さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
彼女たちの幸せとは。
【一言紹介】
生きる代償として主を持ち汚れ仕事をしていき
彼女たちの感情の動き
どう捉えるかによって
変わる物語
【彼女たち】
彼女たちにはこの現状こそがあたりまえの世界の中にも思える。
その中でも願いや望み、感情もあるし。
親が選べないのと一緒で主は選べない、同じ空間で見えるモノや考えてしまう事もたくさん。
従うけど迷いや怒りや悲しみ
{netabare}
私にとってこの世界の主人とは
都合がいい男ばかり。。
その中でも不器用なりに考えているんだな
と思えることがある。
そして感情を持つのはそのパートナーだからじゃないのか。
それを彼女たちは自分たちの境遇や立場から
感じとってるんじゃないかな?
相手の都合に合わせてその決められた枠の中でも、
認められたいと、もがこうとする彼女たち。
私自身もそうじゃないのか?と思える時もあった。
私たちの未来への救いなど願うことは尊い。
今を精一杯もがいて生きるだけ
認められたいと、守ろうと
間違う。戦う。
客観的に見たら彼女たちは不幸せに見えるかもしれない
けれど
彼女たちにとっては
過去を消されたとしてても
目の前にある現実、いる人を信じている
過去よりも今を生きてる
一緒にいた過程もこれからの未来も
子どもたちが親に対する愛着とよく似てる
自分が他の子達と違って愛されてないと気付いてしまったら
絶望的ですが。二人の世界なら幸せなのでしょう。
彼女たちは彼らからいろいろなものを与えてもらった
彼女たちは彼らになにを与えられるか。
彼らが彼女たちをどう思ってるかによって後から感じるモノも
たくさんあるだろう。気づくのはいつだろう。
最終的に彼女たちは主に何かを与えることもできたのではないかな。主にとっては自分に従ってくれたりして嬉しさや優越感があると思う、彼女達はいくら残酷でも生きてる限りあったかみがあって。
傍にいる、守るその繋がりが強いほどいなくなったときは寂しい
死んでからでも気づいてもらえれば彼女達は幸福。
主従関係でも自分の体、心は動くものじゃないかな
そう思うと
主に傍にいられることや、自分のことを見て認めてもらえるのが彼女たちの幸せなのではないでしょうか?
{/netabare}
【感想】
彼女たちと主の考えや思いを考えさせられ
人と人のつながりや
ややこしくさせているものが見れて
ストーリーは楽しませてもらえた。
もっとガンアクションがあると思ってたので
アクションは物足りない感じ。