うち. さんの感想・評価
3.3
物語 : 2.0
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
気合入れて作った割には………な出来栄え。
サンジゲン十周年記念作らしいです。その割には物語の構成があんまりなアニメ。
まあこれから説明回もしくはそれに準ずる回があることに期待、というか無いと困ります。
見所はなんといっても全編フルCGのモデリングと背景と言っても良いでしょう、アルペジオなどで培ってきた技術の進化系とも言えるアニメーションは一見の価値ありです。
物語は二話まで観ましたがまだ分からないことだらけでまだまだ評価するのは早いかもしれません。
・七話感想
主人公の姉(妹?)が遂に登場しました、でもファッションセンスが明らかにおかしくなっていて残念な気持ちになりました。
レオコのブランキの炎帝が一時期的に完全復活し首なしブランキを倒しました、あのシーンは良かった。というかレオコってブランキを倒してくれた良い奴じゃん!と感じました。まあ日本を独裁して他のブブキ使い(ミギワ派?)を粛清しているので結果的に悪役ではあるんですが。
レオコは戦闘中凄いテンションになるんですが血圧大丈夫なんですかね?高血圧で悩んでそう。
絶美はオーヴの不甲斐なさにイラついていました、つまり根本では子供好き、もしくは世話焼きな人なのでしょう。じゃあ前回のあの態度はなんだったんだという話になりますが、あえて悪い大人を演じたんじゃないんですかね(適当)
「右手ちゃん(ライジョウドウ)が焦げちゃったよ〜!」あそこで笑っちゃいましたよ、多分笑わせる気はなかったんでしょうけど。
・追記します(最終回予想とかしたいです)
◯最終回予想
ちょっと気が早いけど最終回予想をします、私はこれが好きでね。
一:ラスボスは妹ちゃん!
あの斬新なファッションの妹だか姉だかを使わない手はない。すべての首なしブランキを操る妹との人類の存亡をかけた戦いが始まる!
二:レオコがラスボス!
ただし妹ちゃんと海外勢が途中退場した場合のみ。
三:超巨大ブランキがラスボス!
前作のアルペジオが超巨大戦艦要塞とかやったんでおそらく似たようなことをするのかも。
四:ラスボスと相打ち!
相打ちしたことにより不思議なことが起こりブランキをブブキも停止。それから数十年後、主人公たちの祖先がそれを神話みたいな感じで読み聞かせていたのが本作の話でした〜ってやりそう。
◯まとめ
全ブランキがミギワの手により停止、それによりブブキ使い達が殺され始める。理由は私の理解が追いつかないが推測だけ書くと「元々人間扱いされていない」「ブランキという超兵器を動かす人員を消したかった」とかの理由なのか?
本当に申し訳ないけれどこちらの聞き逃しかもしれないけれど説明不足が多すぎるというか、良く言うと考察の余地がある。悪く言うと穴だらけな脚本だったと言える。
絵的に面白い部分は多かったけれど物語や構成は決して褒められるものではない、サンジゲンがおそらく年単位で動かしてきたであろう企画なんだろうけど、それ込みでも正直「これは駄作」だろう。加えて悪いことに監督と脚本家の選択を誤ったなと私は感じた。
監督と脚本家というのは作品における心臓でそれが上手く動かなければアニメも体調が悪くなると私は思うんですよね。
ただ右手ちゃんは可愛かった、これだけは収穫だった。