jagaimo さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
想像の範囲を超えた物語
予想以上に壮大でファンタジーな話。
断片であってその過程。
結末は希望的であり絶望的。
さっぱりわかんねーなちくしょー
って言えばそこまでだけど、
想像で折り合いをつけてみようと思う。
過去にある理不尽な呪い。
廻り続ける悲しい記憶。
その中に美鈴はいてもがいている。
でも彼女は幸せを見つける。
それは何を意味していたのか。
考えても解釈は人それぞれだけど
僕は希望的な方が好きです。
回を増すごとに心が縮まる、涙する、の繰り返し。
結構ダメでした、あれが、涙腺が。
最初、佳乃の話は?が脳みそに浮き彫りで
えーっと、あーなるほどなるほど。わかりませんね。
ってなっちゃったためしばらく見てませんでした。
そうです。話は始まってもいなかった。それはまだ、こんにちはしただけでした。
美凪の話に入りみちるが出てきて少しずつ謎を切り開き始め。みちるで涙する。みちるで涙しますを間にはさみます。
そして過去に話は転送する。AIRという物語の全ての始まり。そしてどうしようもなく歯がゆい。飛ばします。
現代に戻り、往人が光った後の話は急ピッチで心が苦しくなる。お母さん・・・ってなる。
美鈴が往人とかわす約束。晴子さんの覚悟と本心。
正直本当に観るのが辛くなるくらいでした。
僕が観てきたこの物語の主人公は往人であり、美鈴です。
だから望むことはひとつでした。
でもこの世界観から見て二人は最後手を繋いでいるんだと思います。
タイトルに描かれている女の子とその手はそうあってほしい。
希望です。
長々と余韻を満たしたかっただけです。