Cat_See さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
それは儚くも美しきガラスの花
満足度は適当に付けています。
この作品で面白かったのは、
喜怒哀楽の哀としての経験を認めた成長要素
アニメ業界における役割の再提示
デジタルからキャラクターを作るメタ性
この3つが感じられたところでした。
デュアルとドロシーが
リムという存在を通して成長していき、
ただのあんちウィルスソフトではなく
人間としての感覚、
キャラクター性を獲得する物語であり、
それをアニメという媒体を通して
見ている自分たちと共有する、その
基礎的な人間性を再確認するための
役割を持った物語だったんだなと思いました。
規則に則ったキャラクターの物語ではなく、
その規則を破って自ら動いていくキャラクターに
成長していく、その過程を見ることができる
作品でした。