タック二階堂 さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 2.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
オワラナイ、オワラセナイ…永遠の鬼ごっこ。
亜人――それは、決して死なない存在。
17年前のアフリカで発見され、以降、全世界で46体、
日本国内では2体が確認されている。
永井圭は、医学部受験を控えた高校生だ。
彼がめざしているのは、立派な人間。そのために、
規律正しい生活と周囲から浮かない程度に
まじめな授業態度、クラスメイトとの適度な交友を
心がけている。
学校で、“亜人”に関する授業が行われたその日、
圭は友人たちが携帯電話で見ていた亜人の実験映像に
興味を持つ。そこには、自分が幼少期に見た、
黒い霧のような物体が映っていた……。
(公式より)
というお話。
殺しても死なないという特異な体質を持つ人間?が
各国の研究対象として探されて、見つかり次第、
捕獲されて実験材料にされてしまうという。
まあ、ある意味よくある設定です。
つまり、王道なストーリーを、どうやって惹きつけて
いくかが、この作品のカギとなるようです。
そして原作はそれに成功し、大きな人気を得ています。
どちらかというと、キャラ萌えとか厨ニ展開(これは
あるかもですが)といった今時のアニメの要素ではなく、
寄生獣などに近いジャンルな感じがしますね。
初回はあくまで説明がメインですが、ほどよく展開し、
次への期待感も十分ありました。
注目のポリゴンピクチュアズによるフル3DCGについては、
よく出来てはいるが、やっぱり拭えない違和感という
のが付きまといます。
バスやパトカー、バイクなどの無機物で機械的なモノは
非常に精巧な動きを見せますが、人間は少し……。
これも、見慣れれば変わってくるのでしょうか。
ともかく、滑り出しは上々です。継続視聴。
=============最終話視聴後、感想です。
12話までは、そこそこ評価していたのですが、この
終わり方はいけません。
続きは、残り2作の劇場版に丸投げ。つまり、TV版の
1クールは、あくまで劇場版の宣伝にすぎなかったと。
それはひどい…