天啓 さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
未来は誰にも分らない
舞台は函館
現在を生きる 主人公ハルカと その友人 ユウ イサミ アイ ミホ 小学生の仲良しグループ
ある日彼らの前に幽霊事件が起きる その真相は?
ハルカには時空に操るまではいかにが 時空に影響を及ぼす龍のトルクという力があった
そのハルカを狙う 未来 ラクリマという未来とシャングリラという未来
時空を超えた争奪戦が始まる さてさてハルカの運命は?
ハルカの他にキーとなる人物はユウ
ラクリマという未来でも、シャングリアという未来でも重要な役を担う
{netabare}ラクリマという未来は現在がある事件がきっかけで荒廃してしまった未来
こここで暮らす人々は 超保守的な人々で ラクリマという時空を必死に守ろうとしている
ラクリマを守るためにハルカの力が必要ということで ハルカを奪いに
竜騎兵という時空超越できるように肉体を量子化した兵士たちを現代に送り込む
その竜騎兵の中に ユウの未来の姿があった。ユウはラクリマの意志に背き
ハルカを守ろうと決意する。(愛だね)
一方のシャングリラという未来時空は 悲しい過去を経験したばかりに
悲しいことの無い世界を実現することを目的に活動していたが
度を超して 悲しい事の無い世界=無 無の世界に全ての時空を統合しようとしていた
ラクリマもシャングリアからの干渉を避けるために ハルカの力を欲したのだった。{/netabare}
シャングリラの経験した過去の悲しみとは・・・・・・
といったストーリー
感想
ストーリーとしてはかなり練り込まれていた
いかんせん主人公達の現在が小学生ということもあって
今一つ感情移入できるほどじゃなかったのが残念なところ
量子論とかシュタゲでも出てきた様な理論もチラホラでてくるが
今一つリアリティに繋がっていない
量子論を研究する研究機関も出てくるのだがおまけ程度だったし
ハルカのパパがその第一人者だったようだけど 詳しい理論は語ってくれないし
その辺がキャラデザと並んで不満だった。
作画
出始めの3DCADでも使ったような ハルカ自宅の3Dカメラワークが多用される
竜騎兵達のバトルシーンは 動きはいいんだが 線画になり色付もなくなり手抜き感
でも良い面もあった 車や路面電車の作画は手書きとは思えないほど手が込んでいた
特に車の作画が良い作品が少ないだけに 感心した、
タイムリープ物の部類に入るのか?微妙なところではあるけど(主人公の意志でタイムワープするわけじゃないので)
でも、そういう物を題材に扱った作品は面白い物が多い 本作もストーリーとしては面白かった。
テーマは タイトルに書いた通り+いま生きる人々の意志によって未来は変えられるってことだろうと思った。