タック二階堂 さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ヒキニートがRPGの世界へ旅立つ。
ゲームをこよなく愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)の人生は、
交通事故(!?)によりあっけなく幕を閉じた……はずだった。
だが、目を覚ますと女神を名乗る美少女・アクアは告げる。
「ねぇ、ちょっといい話があるんだけど。異世界に行かない?
1つだけあなたの好きなものを持って行っていいわよ」
「……じゃあ、あんたで」
RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!
……と舞い上がったのも束の間、異世界に転生したカズマの目下緊急の難問は、
なんと生活費の工面だった!
さらに、トラブルメーカーの駄女神・アクア、
中二病をこじらせた魔法使い・めぐみん、
妄想ノンストップな女騎士・ダクネスという、
能力だけは高いのにとんでもなく残念な3人とパーティを組むことになって、カズマの受難は続く。
そして、そんなある日、カズマ達パーティはついに魔王軍に目をつけられてしまい―――!?
平凡な冒険者・カズマが過ごす異世界ライフの明日はどっち!?
(公式より)
というお話。
まあ、簡単に言えば「ダンまち」と同じ構図です。
「オーバーロード」っぽくもありますかね。
その辺との比較だと、初回の滑り出しは
『ダンまちよりは面白く、オバロよりは面白くない』
といった感じでしょうか。
まあ、「灰と幻想のグリムガル」にも似ていますかね。
どっちも、これから冒険のためのパーティを組む
弱小勇者です。これからどうなるか、見守っていきます。
------------------第4話視聴後、追記です。
これはダークホースですね。
テンポの良いギャグ、肩すかすように冒険しない
勇者パーティ。異世界RPGモノが飽和状態の中、
こういった視点は意外性抜群です。
灰グリが弱小パーティRPG異世界モノの王道っぽいので、
その対比という意味でも面白いです。
どちらも生温かく見守っていきたいです。
------------------第5話視聴後、追記です。
面白いんだよ、本当に面白い。
だからこそ……
作画頑張ってくれよ、スタジオディーン!
------------------最終話視聴後、追記です。
なんと、10話で最終回という…
12話で1クールが普通で、たまに13話ぐらいまで
やる作品もある中、これはずいぶんと少ないですね。
落語心中、霊剣山と今クール3本も抱えてるから、
ギブしたのでしょうか、スタジオディーン…
でも、その短さを不満に感じるくらい、面白い作品
でした。軽妙なギャグの異世界モノは珍しい(?)
ので、新鮮に楽しめました。
そして、2期制作決定とのこと。楽しみにしています。