タック二階堂 さんの感想・評価
2.7
物語 : 2.0
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:途中で断念した
東西ドイツが人型兵器に乗って戦う世界。
『マブラヴ オルタネイティヴ』本編が開始される
2001年から18年前…1983年のヨーロッパ。
ミンスクハイヴにより、東側から押し寄せる
膨大な数のBETA群に対し、ヨーロッパ諸国は
ドイツ民主共和国(通称、東ドイツ)を盾として
BETAの侵攻を押しとどめ、その間に海外への
疎開を進めていた。
激戦区である東ドイツは、ポーランド国境のオーデル川と
ナイセ川の西岸を要塞化し、徴兵年齢を引き下げ、
兵力の殆どをBETA戦に投入する事で、BETAの激しい
攻勢を凌ぎ、辛うじて国土を防衛していた。
更に、東ドイツの秘密警察組織「国家保安省」
(シュタージ)は国民の10人に1人と言われるほど
多くの密告者を配置し、国内を徹底的に監視する事で
国民の言論の弾圧・反乱分子の摘発を行い、密告される
恐怖により国民同士を疑心暗鬼に陥らせる事で
国内を統制していた。その監視対象には東ドイツ軍すらも
含まれていた。
東ドイツ陸軍に所属する戦術機部隊
『第666戦術機中隊"黒の宣告"(シュヴァルツェスマーケン)』は、
東ドイツ軍最多のBETA撃墜数を誇っていることから、
東ドイツ最強の戦術機中隊と謳われていた。その一方、
味方の支援要請を無視し、自らの任務達成のみを
優先する事から、自軍の兵士からは「死神中隊」
「選別中隊」などと揶揄されていた。
中隊に所属するテオドール・エーベルバッハ少尉は、
過去のトラウマから自分以外の何者をも信用せず、
ただ己の生存の為だけに戦い、国家保安省の影に
怯える日々を過ごしていた。そんなある日、テオドールが
中隊長のアイリスディーナ・ベルンハルト大尉と共に、
戦場で孤立していた西ドイツ軍の少女、
カティア・ヴァルトハイムを救出した事から物語は始まる。
(wikiより)
という小難しいお話。
こういう前提を知っておかないと、本編がいきなり始まっても
ポカーンでしょう。あの変な生き物はなんだ? とか、
いったい何と戦っているのか、とか。
ただまあ、こういった説明を本編初回でクドクドやって、
しかもたいして面白くなかった「ヘヴィーオブジェクト」
よりは、数段よい雰囲気ではあります。
いかんせん、舞台がドイツなのでキャラがドイツ人。
名前を覚えるのが至難の業です。誰のことを言ってるのやら。
それとキャラ絵がどうしても苦手ですねぇ。
ただ、世界観とかストーリーの広がり具合とか、雰囲気は
けっこう好きな部類です。しばらくは観てみようかと。
------------------第3話視聴後、追記です。
懸念していたことではありましたが、やはりこの作品は
『マブラヴ』シリーズを観ていないと分からないことが
非常に多いという感じです。
そして、観ていない僕は3話まで観てギブアップです。