にゃんちゅ(・ω・` さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
なんか・・・感動したわ・・・
学園物であり、青春しているが、恋愛物ではない。
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前々から歌を歌いたいと希望していた来夏。
しかし、来夏は教頭先生から去年の発表会での失敗を指摘され、
「音楽の才能は無いから諦めなさい」と断られ、
声楽部を退部して新たに合唱部を作ることを決意する。
来夏は親友の紗羽を誘い、元音楽科だった坂井和奏も誘うが、和奏は非協力的だった。
ある日、寄せ集め出で無理矢理部員になったメンバーの退部により、
残り部員が3名になったことで教頭先生から廃部の宣告を受けてしまう。
同じようにバドミントン部の廃部を宣告されていた田中大智とウィーンは、
互いの入部を賭けてバドミントンで勝負するが、来夏たちに敗れて合唱部への入部。
しかし、大智のバドミントンに対する熱意を察した来夏は、
合唱部とバドミントン部を統合した「合唱時々バドミントン部」を設立する。かくして、5人の部員達の物語が始まった。
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みんなの「音楽」への熱い気持ちと、
なにより歌声が心に響くいい作品でした。
このアニメを観たら、音楽が人を動かすというのは本当なんだと
実感した。
特に「心の旋律」 {netabare}
和奏のお母さんが作った曲なんですが、
“いつの日の歌おう この心のまま
響くよ 空の向こう 彼方まで
そしてまたどこかで 君に届いたら
思い出してほしい 煌く笑顔で過ごした日々を”
なんか、本当にいい曲だった…
Fullで聞くと本当に癒される曲。{/netabare}
(初めてサントラでも買おうかなと思った)
個々のキャラ立ちもしっかりしていて、作画も綺麗です。
みんな個人個人の将来や、過去への柵なんかもしっかりしていて、
引き込まれる仕上がりになっていました。
和奏が主人公のはずだが、来夏が物語を引っ張っています。
来夏が頑張ったから、それに引き付けられてみんなもついて来て
合唱部はあるんだと。
ずっと歌っていてほしい。みんなバラバラになっても、大人になっても、忘れないでほしい。
すっきりした最終回で、なんか納得した。