「灰と幻想のグリムガル(TVアニメ動画)」

総合得点
87.5
感想・評価
1966
棚に入れた
9458
ランキング
152
★★★★☆ 3.9 (1966)
物語
3.8
作画
4.0
声優
3.8
音楽
3.8
キャラ
3.8

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ネタバレ

ともゆき! さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

まったり異世界

異世界でまったりと成長していく物語?

#01 「ささやき、詠唱、祈り、目覚めよ」

{netabare}『命のやり取りなんだ!皆、これは命のやり取りなんだ!!俺達も相手も、ゴブリンだって真剣なんだ!どんな生き物だって死にたくないだろ!』

『今日が過ぎれば、また明日がやってくる。俺はそれを当たり前の事だと思ってきた。でも今は…

簡単じゃないんだよなぁ…』{/netabare}

水彩画見たいな絵で素敵でした。

戦いと、この日常感の、ギャップが嫌いじゃないです。
世界感とキャラクター紹介って所で終わりました。

成長もゆったりなんだろうなと思う進展ぐわいでしたねー。
どこに話しを持っていくのか気になる所ですね。
シリアスで行くのか、まったりで行くのか。
嫌いじゃない設定なので楽しみです(´・ω・`)

第2話 「見習い義勇兵の長い一日」
 
{netabare}[ユメ] 死にたないんやな…{/netabare}
戦闘シーンのリアルな感じ、戦闘終わった後の描写もさすがだなあと。幻想と現実。妄想ではうまく行き、現実はそうは行かない。そして日々壁にぶち当たる。なんてリアルなんや。

第3話 「ゴブリン袋には俺たちの夢がつまっているか」

{netabare} 【ハルヒロ】新しいパンツ欲しいよなぁ…
     (貧乏すぎて下着の替えも買えない。だからこうして夜に洗って、     寝るときはノーパンで…)

【ハルヒロ】マナト、ありがとな
【マナト】感謝してるのはこっちの方だよ。皆が仲間でいてくれる。ありが     たいよ
【ハルヒロ】俺らは世話になりっぱなしだからさ。
      マナトがいなかったら本当かなりヤバかったと思うし
【マナト】それはお互い様だよ。ハルヒロたちがいなかったら、俺だってど     うなってたか分からない。
     どう考えたって1人じゃ生きていけないだろ{/netabare}

生きるってほんと大変だよな。一人だけじゃ生きていけない。どんなことが合っても。今の時代って便利になりすぎて、人と人の繋がりってなかなか見えないよね。服を買うにも、食べ物を買うにも。道具を買うにも。
全部人が誰かが作ったものなんだよね。
あたりまえじゃないんだよね。
何かを作る、誰かを支えるってとっても大変なことなんだよね。お金じゃないんだよね。何でもかんでもお金に変換出来るってなんか変な感じだよね。便利だけど。(´・ω・`)

第4話 「灰の舞う空へ」

マナトの死。
生きるということが当たり前じゃない世界。死と隣り合わせの世界。
言わずもがな生きるということは当たり前じゃない。仕事をする何かを産み出すということは楽じゃない。
今が当たり前じゃない。そんな当たり前な事を今の日本だと忘れてしまうことが多い。明日でいいや。今度でいいや。それで良いのかもしれない。でもそれは色んな人が頑張って作ってきた、作っている社会だからこそのもの。
その有り難みをしっかりと噛み締めなきゃな、噛みしめたいなと染み染みと思った。
作り物の話し、しかも魔法もモンスターも出てくるファンタジーだからこそ色々なことをよりリアルに感じてしまう。

この物語はどんな結末が用意されているんだろう!(´・ω・`)


第5話 「泣くのは弱いからじゃない。耐えられるのは強いからじゃない」

{netabare}【ユメ】そやったら皆同じやろ…。皆のせいやんかぁ!ハル君のせいやない。違う…?
だって仲間やろ!?マナトがいて、6人でユメ達は仲間やったやんか!
そう思ってたのはユメだけなん…?間違ってる…?
【ハルヒロ】
(ユメは間違ってない。間違ってたのは俺だ。
マナト1人で何もかもできたわけじゃない。俺達は1つのパーティだったんだ)
{/netabare}

人は一人では生きられない。最近しみじみ思う。人は一人じゃないんだなーと

第6話 「彼女の場合」
{netabare}【林】その日、俺たちは3人の仲間を失いました。それからです。あいつが笑わなくなったのは。

3人も死なせてしまった。そんなヒーラーに笑う資格なんてない…そう思っているのかもしれません{/netabare}

人には其々の過去がある。理解できない過去がある。人を大切にするって、一緒に生きるってわからなくても、理解出来なくてもいいんだと思った。
只、正しいことをし。相手の居場所を作っるそれでいいんだと思った。
想いやるって干渉することじゃなくて、尊重し見守り居場所を作ってあげることなのかなと思った。

第7話 「ゴブリンスレイヤーと呼ばれて」
{netabare}「今いる仲間を大切にしてください。それは過ぎれば2度と戻ってこないものです。そして大抵は後になってからその事に気づくのですから」

[ ハルヒロ ]
俺達も元々余りものだったんだ。それをマナトがまとめてくれてさ。それで仲間になった
パーティをやってればうまくいかない事も、腹が立つこともある。
だけどやっぱり、大切な仲間なんだ

「ひとつ確かな事がある。どこから来たんだとしても、俺達は今仲間で確かにここで一緒に生きている
マナト、俺達の今をお前にも見せたいよ。
マナト…また明日」{/netabare}

 今を生きる。人は今にしか生きられない。過去には生きられない。今を大切にし、明日に向かっていく。たまに過去を思い出してみる。
 色々辛いことが合ってでも明日は来て。
今を、一つ一つのことを大切に、しっかりと生きる。それの連続が人生なんだなと思う。
 それを染み染み思わせてくれる回だった。今期一番に好きなアニメになりつつある。

第8話 「君との思い出に」
{netabare}【ハルヒロ】
もし1人だったら、ダガーだけ握って突っ込んじゃったかも。似合わないかな?
【メリイ】
あなたは1人じゃない
【ハルヒロ】
皆、生きて帰ろう

【ハルヒロ】
あのさ…服も繕わなきゃいけないけど、辛い気持ちも魔法じゃ治せないんだよなって…

マナト1人でも、俺達はこんなに辛いのにさ…

その…メリイは仲間を3人も亡くした訳だろ…。嫌だったよねこんな話。ごめん
【メリイ】
知ってたんだ。…そうね、魔法では治らない傷もあるんだと思う

でも…ハルに言われて苦しかったけど、嫌じゃなかった
{/netabare}
人は一人じゃない。一人ってちっぽけな存在。何をするにしても。誰かが作ったものを使っている。人間って一人だけど、どんなに一人になろうとしても一人じゃないんだなッて思う。
そして仲間たち。仲間って言い方悪いけど利用しあっている。助けあっている。そしていつの間にかかけがえの無いものになっていく。
このアニメを観ていると本当に大切なモノが少しわかる気がする。

人は一人じゃない。皆がなんでも出来るわけじゃない。皆どんなに頑張っても全部は出来ない。だから助けあっているんだ。仲間が居るんだ。

仲間っていいな。(´・ω・`)。一人ひとりが自分に出来ることをしていくって素晴らしいな。(´・ω・`)泣けてくる。

第9話 「休暇の過ごし方」

{netabare} 【メリー】
あなた達と行けたら嬉しい…
私を仲間だって言ってくれたから…。迷惑かもしれないけど {/netabare}

人の居場所を作って大切だな。俺は誰かの居場所になれているかな。


第10話 「リーダーの器じゃないけれど」

{netabare}[ ハルヒロ ]
≪相性ってのがあるなら、俺とランタはそれが良くないんだと思う。

放置してて良いのかなって…。一応リーダーだし≫{/netabare}

人其々の考えがある。人其々の経験、過去がある。なんでもは分かり合えない。分かり得ないんだ。


第11話 「生と死の間で」
{netabare} 【ランタ】
行け!早く!!お前がリーダーだろうが!!{/netabare}

リーダーって何。優れている人がやるものなのだろうか。
昔はそうだったかもしれない。1人が指揮して皆が従う。絶対的なカリスマ。今は一人一人が考えて行動する時代。だから皆のことを考えようとし、観察し。正しいと思うことを言う。聞いてみる。
其れが出来るのはハルヒロ。
皆が皆何かを持っていて何かをしていく。自分で自分が輝かせようと努力する。
其れを引き出すのがリーダーで、一人一人が活躍出来る場所がパーティー何だと思う。

第12話 「また、明日――」

{netabare}【ハルヒロ】
(…命のやり取りなんだ。これは命のやり取りなんだ)
(俺はまだ生きてるぞ。だからまだ諦めない…。死ぬまで生きてやる!)

(昨日の自分と今日の自分は違う。明日の自分はどうなっているだろう…)
(俺達は1日1日今日を生きて、明日の自分に会いに行くんだ)
…また来るよ、マナト

皆…行こう!{/netabare}

皆、毎日を必死で生きている。そして毎日毎日立ち向かいそして変わっていく。
皆とともに。仲間と共に。
仲間は勝手に出来るものじゃない。自分が必死で毎日を生き。それが結果仲間を惹きつけ、お互い助け合う仲間になる。
仲間っていいな。
毎日必死で生きていこう。必死に。

本当にいいアニメだった今期1番好きだった。
仲間、そして生きるということ。

投稿 : 2016/04/07
閲覧 : 226
サンキュー:

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