綿貍 さんの感想・評価
3.7
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:今観てる
声優って凄いって分かるアニメ
今期の質アニメ枠の一つですね
1話の粗筋は、
与太郎がヤクザの下っ端としてこき使われ、獄中出所してきた所から始まる
出所後、行く当てもない与太郎は、獄中慰問で聞いた八雲の死神という落語を聞き落語に興味を持っていたこともあり、弟子を取らない事で有名な八雲の所に弟子入りしようと決意する
八雲に頭を下げ弟子入りする事に成功した与太郎
だが、与太郎のやろうとする落語と八雲の落語には大きな違いがあった
八雲の落語は身振り手振り表情言葉の強弱で場面を観客に見せ観客をゾクッとさせる落語、与太郎の落語はコメディ調に演じ観客を笑わせる落語
与太郎の落語は、八雲の今は亡き親友助六の落語に似ていた
与太郎も少しずつファンをつけ天狗に乗り始めた時に、八雲の落語の途中に大いびきをかき破門を言い渡される
与太郎は八雲に破門を訂正してくれるように頼み込む
八雲は破門取り消しの条件として、3つの約束をし、八雲と助六の過去を話す
ここで1話は終わり、2話以降は八雲と助六の過去の話となる
ストーリー自体は、時間がどれだけ経過したかも分かりにくく、落語家になるための努力シーンが少ないので単調になりがちだ
だが、与太郎を演じるのは関智一、八雲を演じるのは石田彰。彼ら二人の声優は折紙付の実力者であり、二人の声優の落語シーンはゾクッとくるものがあるので1見の価値ありだと思う