EGA2:50 さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:今観てる
描写が細かすぎて設定が伝わらないのが勿体ないアニメ
◆ストーリー
1983年、異星起源種BETAの侵略を受けている東ドイツは絶望的な消耗戦を強いられていた。その状況下で”東ドイツ最強”と謳われる第666戦術機中隊「黒の宣告」に所属するテオドール・エーベルバッハは孤独に戦い続けていた。そんなある日、テオドールは戦場で孤立していた戦術機を救出する。その機体に乗っていたのは西ドイツからきた少女、カティア・ヴァルトハイムであった…。(公式)
◆レビュー
第1話{netabare}
・物語/キャラ
原作ゲームおよび小説は未読だが、マブラヴのスピンオフ作品であるということは知っていたうえでの視聴。設定がかなり詰め込まれた作品とのことなので、基本的なマブラヴ世界の大まかな歴史とBETAの特徴については少々予習してから視聴に臨んだ。
ギャルゲーっぽい(実際は18禁ゲーが始まりなので仕方ないが)キャラデザとは裏腹に、冒頭から人が死にまくる上、BETAの造形がグロテスクなのも手伝って非常に陰鬱な雰囲気であった。
国内情勢も手伝い、キャラクターたちも例外なく非常に殺伐としている。個人的には非常に好みのテイストである。
ただし、本編をぱっと見ただけでは分からない点も色々出てきたし、キャラの名前がドイツ風なので頭に入りづらいという欠点もある。
あと、後半から出てきたカティアは頭がお花畑で少々浮いていたと感じた。原作から知ってる勢はウザイン認定してるのかなw
・声優
最後に出てきて人々を粛清してたベアトリクスはCV田村ゆかりの模様。個人的に黒ゆかりの演技が楽しみである。
・総括
とりあえず設定の消化の仕方など、課題はいろいろありそうだが、今後に期待。
(追記)
この動画を併せてみるといいかも。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm28013657
解説を見ると、かなりの設定が隠されていることがわかる。細かすぎて伝わらないけど、制作陣のこだわりが感じられたw
{/netabare}
第2話{netabare}
・総括
テオドールさんツンデレで、カテ公さんが相変わらずお花畑で地雷を踏み抜く方向性。いや、立場的にかなりヤバいんだけど。
あと、ゆかりん王国怖いw
解説動画2話目。数秒のシーンで数分解説できるのか……。アニメの描写以上に深刻な状況ってのが伝わりにくいような。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm28060166{/netabare}
第3話{netabare}
・総括
原作未読でもダイジェスト気味に感じてきた。テオドールさんの葛藤は1話くらい使ってもよかった気が……。基地のおっさんの使い捨て感が悲しい。そして妹がもう登場するのか。
原作7巻を1クールに圧縮しているらしいので、仕方がないだろうが……。{/netabare}