血風連あにこれ支部 さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
スタイリッシュなオッサンミーツロボガール
新次元エネルギーって所といい、Gロボをかなり踏襲している作りですね。
作画は血界戦線やギャングスタなどのオサレ系に近い印象ですが。
1話目から色々と複雑な要素が交じり合ってる上にほんのりエロさもあるというのに、それに違和感を感じさせない作りと謎の引きが凄く上手いです。
2話。
{netabare}いきなりスタイリッシュな怪盗(バカな意味で有能)出現と飛ばしてますねー。
ロボ娘が話す時に動く耳の作りがいちいちあざとくて反則だろ!と思ってしまう。
不正コイルとか次元崩壊とか、そのあたりの内容の是非はまだ判断できかねますが、絵的に楽しい作品である事は確かですね。
序盤のつかみとしてはほとんど文句のつけようがありません。{/netabare}
5話。
{netabare}ハイセンスな作画が光るのですが、その設定の特殊さゆえか脚本がかなりわかりづらいですね。
最新話では特にその様子が顕著に見られました。
ロボットをエロく見せるのがメインの作風じゃないと思いたいですね。{/netabare}
10話。
{netabare}私の理解力が不足しているのかもしれませんが、やっぱストーリーがわかりにくいっすね。
虚無とかその辺のブラックボックスはニュアンスで何となく解釈できるものの、回想シーン挟んで真相追っかけてる割に「そういう事だったのか」的な納得ができないのはもうしゃーないかな。原作読めって事なのかしらん。
まあいいや。でも、キャラはやっぱり抜群にいいですね。
回を追うごとにミラが鬼可愛くなるし、キョーマの9:1のツンデレ黄金比率が何ともいい味出していてキャラだけなら今期アニメの中でも圧倒して素晴らしいっすね。
もうハイパーテクノロジーSFアニメの皮を被ったただの萌えキャラアニメって事でいいんじゃないんでしょうかw{/netabare}
視聴終わりました。
何だかんだで上手くまとめてたんじゃないんでしょうか。
色々わかりにくいところもあったけど、ミヤビとミラ関係の伏線は回収していたと思いますし。
SFアニメとして見れば、その筋の人が見れば退屈に感じるかもしれませんね。
Gロボみたくエネルギー問題にメスを入れてくるのかとも思ったんですが、そういう方向性でもないようですし。
ライトSFとして気楽に見つつ、キョーマとミラの漫才を眺めるのがこのアニメのスタンダードな視聴姿勢なのかも?
期待値には届きませんでしたが、それなりには楽しめました。