「STEINS;GATE [シュタインズ・ゲート](TVアニメ動画)」

総合得点
92.6
感想・評価
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棚に入れた
50967
ランキング
19
ネタバレ

ふりーだむ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ウワサ以上の豪傑でした。~3回目視聴終了・全面改稿~

シュタゲ

何度書き直しても伝わらない。。。。我が身の文章作成能力に絶望します^^;またまた全面改稿

秋葉原某所で、日々ヘンテコな発明品を作っているサークル「未来ガジェット研究所」。リーダーの岡部倫太郎は厨二病で「鳳凰院凶真」と名乗り、自称「スーパーハッカー」橋田至と、椎名まゆりとともに日々研究に勤しんでいた。ある日、中鉢博士のタイムマシンの研究発表に訪れたラジ館で岡部はひとつの事件と、不思議な現象に遭遇する。そして、それをきっかけに、発明品「電話レンジ(仮)」をめぐる時間の波に翻弄され、飲み込まれていく。

色々な方のレビューを読んだり、お話をする中で、もう一度見返したくなり、3度目の視聴をしました。やはり何度見ても面白いですね、この作品は。

厨二病、ネット用語、時空転移に関連する用語が飛び交うこの作品。登場人物の会話だけ聞いていても楽しい作品ですね。
岡部の中二病はともかく、ダルや紅莉栖の会話は面白かった。もちろんまゆしぃの「トゥットゥル~」も。
そんな楽しげな会話の中、「電話レンジ(仮)」の実験で明らかになっていく時空転移が徐々に影を落としていく。
事の重大さに気づくも既に時は遅く、たどり着いた世界線の先で待っていたのは「椎名まゆりの死」。これを回避すべくタイムリープし続ける岡部。そして鈴羽によって告げられる真実と希望。岡部の苦悩の描写が凄かった。

Dメールを取り消していった後の結末。それは「牧瀬紅莉栖の死」を意味している。彼女と出会い、尊敬しつつも助けられ、励まされていた岡部は最終的に「まゆり」を助けることを選択する。
この22話「存在了解のメルト」。この回が「シュタインズ・ゲート」の作品のクライマックス。自分の死を告げられ悩む紅莉栖と、結果に絶望する岡部。罵り合いつつも互いに尊敬し、認め合った二人に突きつけられた残酷な結末。この回の二人のやりとりは何度見ても涙が出ますね。
岡部の厨二病的な勝利宣言。傍から見たまゆりとダルには「いつものこと」のような風景。様々な「人の思い」を犠牲にし、「牧瀬紅莉栖」を失いながらもたどり着いた「元の世界線」。このシーンも良かったですね。岡部らしい厨二病的ながら、実に重みのあるこの宣言。岡部がかっこよく見えました。

脱力する岡部の前に現れたタイムマシンと鈴羽。彼女は「牧瀬紅莉栖の死なない未来が必要」と説く。「未来の岡部」の助言を胸に岡部はタイムマシンに乗り、過去を欺き、自分を欺き、世界を欺くために、「あの日」へ向かう。
このラスト2話。物語を収束させるにふさわしい内容でしたね。秋葉原の街で再びめぐり合う何も「知らない紅莉栖」と「すべてを知る岡部」この二人の姿がとても素敵でした。

同じ作品何回見てんだ?!って感じですがw好きな作品は何度でも見ます。毎回思うところも違うので。見たくなったらまた見ます。
しかし、何度見ても面白い。引き込まれてしまいます。これがこの作品の「凄さ」か、とも思います。
やはり22話は良いですね。何度見ても感動します。最終回のOPで2番を使っている部分で、歌詞の内容が物語とリンクしているのがとても良かった。あのOPを見るだけでも何回も見る価値はあるかと思います。

「25話」も一気に見ましたが、オリジナルの追加部分なんですね。アメリカで何度も拘束される岡部は笑えます^^
それと、出てきた鈴羽似の美女、あれはもしかして。。。。なんてことも想像しちゃいました。
なんにしてもほんとに何回見ても楽しめます。

わたしの「おすすめ作品。結構『鉄板』のものが多いですが♪」ベスト10の4位にも入っている作品です。少ないとは思いますが、初めて見る方、序盤を乗り越え、見終わった時に「ウワサ以上の豪傑でした」と思うと思いますよ(思わなかったらゴメンナサイ^^;)

長々となってしまいましたが、ここまでお読みいただきましてありがとうございましたm( __ __ )m

2013年9月19日一部改稿

ふりーだむ的名作認定 No.02

投稿 : 2016/03/06
閲覧 : 477
サンキュー:

49

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