Progress さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
想像上の生き物を題材にする
前クールにあった影鰐を彷彿とさせる世界観ですね。
{netabare}
影鰐の場合、UMAという非現実、オカルトを題材にしていました。
こちら(ファントムワールド)の場合、あらすじによると妖怪を題材にしています。妖怪といっても、妖精であったりとか、世界中の創造上の生き物を題材としていますね。まあオカルトというよりは、ファンタジーな世界観観かもしれません。(UFOも入れてしまうあたり何でもありな感じもします)
題材を現実に存在する非現実的な生き物やお話を題材にするあたり、似てなくもないな・・・と感じた次第です。
影鰐は、世界中の「UMA」の話を元にして作られた、人を襲う「影鰐」という存在を主人公が正体を突き止めようとするアニメでした。私は影鰐の魅力は、世界のUMA談を「影鰐」という謎の生物に纏め上げ、UMA紹介のアニメにとどまることなく、影鰐と向かい合う主人公の物語として、成立させたことで面白くなったと思います。
このアニメでは影鰐における「影鰐」は「ファントム」にあたります。ファントムを倒し収入を得たり、過去や自分と向き合っていく話だと思います。物語後半になっていくにつれて、なにか主人公達が行動する理由付けとして、強い動機や目的、使命感のようなものをもってほしいなと思いました。今のところ、あまりそういったものがなく、全体的に話が漂っている印象を受けています。
4話
異世界に出て来たウサギは不思議の国のアリスをイメージしました。異世界に連れて行かれてもどれなくなるバス」は、昔見た、謎のバスに乗って、異世界に連れて行かれた男の話を思い出しました。
{/netabare}
そもそもこのアニメの面白さの部分を私がわかってないのかもしれないですね。映像の綺麗さや、アクションを楽しめばいいんじゃなかろか。あまりこったストーリーなど作らず、とらわれず、このまま一話完結をつなげて、
こざっぱりとした感じにまとめて、俺達の戦いはまだまだ続くエンドでも、あまり考えずとも、十分に楽しめる・・・のかもしれない。