「昭和元禄落語心中(TVアニメ動画)」

総合得点
81.2
感想・評価
904
棚に入れた
4165
ランキング
418
★★★★☆ 4.0 (904)
物語
4.1
作画
3.9
声優
4.3
音楽
3.9
キャラ
4.0

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ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

3話で心うたれ

3話がとても良かったので、貯めてた一話からの感想を書いていこうかなあと思います。

{netabare}

1話
初回の見所はやはり落語、落語のシーンが悪くちゃどうしようもない。BGMで「観客が盛り上がってるぞ~、笑ってるぞー」はいただけなかったが、落語映像は申し分ない出来。扇子や身振りの所作はもちろんの事、落語中に落語家の足がどうなっているかまで描き、生き生きとした落語家が描かれており、物を魅せる力があるアニメだと思いました。

また、寄席が観客席がどうなっているか、お囃子がどうなっているか、師匠の着物の着方等かなり取材が必要な部分があったと思います。そういったものが細かく描写されていることがわかればこのアニメが良く感じてきます。

2話

時戻って戦前、師匠の落語家見習い時代のお話。少し退屈に思えたのは、室内の中での会話劇が多かったからでしょうか。また、主人公の失敗や好きでない落語をしているのが辛いのは見てる側にも負荷がかかりますね。

3話
この回がよかったのは話の進み方が良かったというか、最終的にハッピーエンドで終われたからでしょうかね。主人公が落語を好きになっていること、恋愛をしたこと、満州から師匠たちがちゃんと帰ってきたこと、二つ目になって名が売れ始めることなど明るいことが多く、見てて楽でした。

細かい所は、疎開先の食事はああも良かったのかなと興味がわきました。また、寄席が、たたみに座布団が敷いているようなところは、当たり前ですがちゃんと調べてるんだなあと思いました。
また、出囃子のような裏方についてもきちんと描いているあたり(二人でやったりするんだなと感心しました)、細かな所まで取材しているなあと思いました。

昭和の戦前、戦中、戦後の服装や、疎開先の風景も良く取材しているのだろうと思うと、とてもすごいなあと感心しきりです。
{/netabare}

投稿 : 2016/01/24
閲覧 : 322
サンキュー:

30

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