血風連あにこれ支部 さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
タイトルをOPで回収するとはね…。
リバイバルという能力を生かした時間遡行ものサスペンスって感じですか。
能力がそれ程世界観を壊さずに、かつ視聴者に緊張感を演出する上手い設定だと思いました。
4話視聴。
{netabare}事件発生。誘拐犯が雛月を付け狙ってたなら、警戒心を強めても起こりうる事は起こるでしょうね。根本を突き止めないと解決にはならなそう。
今回戻ったのは母親の一件からだし、誘拐犯をお縄にしないとですね。
もっと味方を増やすか、具体的な対策をしないとなって思いました。{/netabare}
6話。
{netabare}ンー、面白いんですがちとヒント出しすぎじゃないっすかね?
ほとんど状況証拠とはいえ、今回の話で大分容疑者が絞り込めてしまいますよ。というか、アイツだよな……? うん、まあいいや。
リバイバルはもう一度発生するんでしょうけど、アレは事件発生がトリガーになってるんでしたっけ?
いくらでもやり直していいって事になると、流石に能力が万能すぎるのでその辺もハッキリして欲しいとは思います。{/netabare}
7話。
{netabare}タイムリープに法則性はなし。スイッチは本人の自由意志か。
ん~、現実はそんな甘かないけど、フィクションですからね~。
神は結構あっさりとチャンスをくれます。ゆとり仕様。ひぐらしのループが好きな人にはまあいいのかなと。
なんて愚痴を言ったりもしたけど、加代を助けるためにバスを隠れ家にする展開ってのは結構好きです。
心地よい「バカなの」も聞けましたしね。違和感を感じる部分がところどころにありますが、私はこの作品そんな嫌いじゃないですよね。
後は、ミステリー面で多少納得の行く着地が見られればと思います。{/netabare}
で、見終わりました。
おすすめか否かと言われると、ギリギリお薦めラインは超えてるかな?とも思いましたが…。流石に色々理屈が通ってない所があるので、採点は3.9とします。
ネタバレ無しで語るのはきついのでこっからは伏せます。
{netabare}犯人は予想通りでしたね。これっていう、気づく要因があるとかじゃなく消去法で絞り込めてしまうのが多少アレだなと思ったし意外性もいまひとつだなと感じましたけど、まあいいや。
悟が全員を救った世界線で、先生が誰も殺さなかったのは悟に固執してたからって事で納得できましたけど。
最後の駆け引きはリスク高すぎだと思いましたね。悟が車椅子ごと落ちたんじゃ、クッションあってもかなり危ないと思いますし。
そこが腑に落ちないといえば落ちなかったです。
いや、腑に落ちない所はまだあるんですけどね。
最後のボーイミーツガールな終わり方で視聴後感はいいんですよね。
まんまシュタゲとバタフライエフェクトだなーって感じる所はありますけどねハハハ。
主人公が記憶を保持しているループ物の終わりって、この締めが定番になるのかななんて思ったりもします。
不満なのはタイムリープの条件がハッキリしない事と、二回目の時間遡行が犯人に完全にハメられた後で発動したのでご都合主義に思えてしまう点ですね。
一回目の時間遡行はともかくとして、あれで発動するなら将棋で片方だけが「待った」が許されている勝負のように見えるので、悟が勝ちを宣言しても何とも爽快感がなかったです。
一回目のループで雛月を救って、未来に戻ったけど他の子(アイリとか)が犯人に殺されている。彼女を救うために再び過去に行くとかなら満足できたんですけどね…。
まあでも、キャラもいいし良いシーンも多いですしね。雛月の朝食のシーンとか。私としては満足とは言いにくいけど、良い作品なのではと思いました。{/netabare}