天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
SFスーパー英雄(?)列伝97
トンマのマントに誘われて~♪悪い事しちゃうでしょ(アーウー)
のエンディングが印象的でした。
このアーウーですが、当時の総理大臣だった大平首相の口癖を歌に取り入れていたんですけど、大平首相急死で「アーウー・オジャママン」から「がんばれオジャママン」に変わってしまったんですよね。
そんなオタスケマンですが、タイムボカンシリーズ4作目という事もあり、色々とシリーズ初の試みがされています。
今まであったお宝探し的な展開が無くなった事と、正義と悪が同じ組織に属している点などですが、何より3悪トリオにゲキガスキーを加えた4人体制になったのが、一番印象的な出来事でした。
内容はいつものタイムボカンシリーズと、大して変わりない展開(おいっ)でしたけど、最終回はちょっと驚きでした。
トンマノマントの正体もそうですけど、最後に地球を助ける為にアンドロメダマ号と共に4人が、オオボラー大彗星に特攻をかけるとは・・・君達の事は忘れないぞ
(まあ、彗星に衝突する寸前に、4つの光が放出されてるんですけどね 笑)
ストーリーとは関係ないんですが、この頃のタツノコプロは、77年9月に吉田竜夫社長がガンで亡くなった事をきっかけに、笹川ひろし、鳥海永行、押井守、布川ゆうじなど人材が流失しており、83年にはタイムボカンシリーズもイタダキマンで終了してしいます。
それだけ吉田竜夫社長にカリスマ性があったという事でしょうか。