EGA2:50 さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:今観てる
オムニバス形式なのに肝心の1話1話が……
◆ストーリー
『ファントム』――それは幽霊・妖怪・UMAなど、人々がそれまで〝幻〟だと思い続けてきた存在。そのファントムに対抗するため学園に設置された『脳機能エラー対策室』。そこに所属する一条晴彦は、先輩の川神舞と共にファントム退治に日々悪戦苦闘していた。そんな彼らの元に、今日もまた依頼が飛び込んでくる――。(公式)
◆レビュー
第1話{netabare}
・物語
チュートリアルっぽく世界観の説明をしてくれたので、ある程度理解できた。ただし、退治される対象としてのファントムがちょっと悪さをするくらいの存在であり、世界が危機に瀕しているだとかそういう感じではない。思ったよりゆるい設定なので個人的にはあんまり惹かれない……
前半はチュートリアル&キャラとの出会い。能力者が集まる学校、ラッキースケベなどラノベテンプレな展開はあるものの、予想の範囲内に収まってしまい、斜め上な展開はみられなかったのが残念。
後半、唐突なリンボーダンスの展開は非常にシュールだった。
・キャラ
晴彦:運動オンチかつ本ヲタの主人公。正直主人公としてはインパクトに欠け、薄味すぎる印象。なんでファントム退治やってるのかよくわからない。
ルル:ファントムっぽいけど、いまいち謎な存在だった。
舞先輩:おっぱい要因。スタッフの推しキャラなのだろうか。
玲奈:キマシ要因?
キャラの印象は悪くはないけど、好きになるほどでもない。
・作画
さすが京アニ。全体的に綺麗。舞先輩のおっぱいに力を入れている。
・声優
モブの幼女が棒読みっぽい感じがした。
・総括
作品自体に思ったほどのインパクトはなかった。とりあえず様子見。
{/netabare}
第2話{netabare}
・総括
小糸の顔見せ回といった感じでそれ以外は話の進展はあまりなかった。
ストレッチに指なめなど、気合が入ったサービスシーンはある模様。
あと、舞先輩の太腿にほくろがあるの気づいた。しかもしっかり描写してる……。
この様子で進むのであれば本筋のストーリーがちょっと心配。
{/netabare}
第3話{netabare}
・総括
舞先輩の過去の因縁の話。正直感想が湧いて出ないのでコメントすることはない。京アニの北斗の拳+Gガンダムの絵柄は珍しいな、という程度。
この作品の弱点は、主題や大目的がふんわりしている上で、薄味であること。毎週オムニバス形式で、ゆるい感じでファントム退治をする、というのが延々と続いてるだけ。シリアスに振ってるわけでもなければ、コメディが面白いというわけでもなく、深い考証に足る設定があるわけでもない。
同じラノベ原作という意味では、正直露骨なエロだけで釣ってた新妹魔王とか、コテコテのテンプレの最弱無敗~のほうが楽しめる。
{/netabare}
~第7話まで{netabare}
・総括
6話かけてようやく、桃太郎の仲間集めは終了。7話から新展開と思いきや猫のファントムの単話形式。
正直視聴する分にはギリギリ耐えうるレベルだけど、先が気になるような面白さ感じさせるほどではない。シュレディンガーの猫など、1話1話でテーマになるネタを挟み込んでるが、それぞれの内容が単なるかさ増しの要素に過ぎないため、あまり話に深みを感じさせない一因となっている気がする。{/netabare}