「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER(TVアニメ動画)」

総合得点
66.4
感想・評価
808
棚に入れた
3521
ランキング
2927
★★★★☆ 3.5 (808)
物語
3.6
作画
3.4
声優
3.4
音楽
3.5
キャラ
3.4

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

ネタバレ

ともゆき! さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

愛の物語

第一話 第1話 「白い面会」
印象に残ったセリフ
{netabare}《2015年夏 この日記を君に捧ぐ》
《彼女が何を考え どのような運命をたどったかそのことを伝えるために》
《彼女はいつも考えていた 自分は何者でどこから来てどこへ行くのか》
《みんな生きていることを楽しいと思い込んでいるでも実際はそれがどれだけ私たちの重荷になっているか》
《生きなければならないという思い込みがいかに人間の自由を奪っているか》
《1991年冬 彼女は両親が多忙なため私の元へ預けられることが多くなった》
《彼女はいつも考えていた 命とは何だろうと》
《それは常に点滅を繰り返している 生きたり死んだりの点滅を》
《「死んでしまうと人はどうなる?」「何もなくなる?」「本
当にそう思う?」》
《そう私に尋ねたとき彼女はまだ5つだった》
《彼女はいつも考えていた。
自分は何者でどこから来てどこへ行くのか》

犀川創平
『人生には常に3つの疑問が付きまとう』
『「自分は何者でどこから来てどこへ行くのか」』
『僕が考えたいのはそれだけ。本当は考えることだけが自由なんだ』
『なのにいつしか訳の分からない力に支配されて少しずつ不自由に複雑になっていく』{/netabare}

考える事が自由、世界に縛られてる限り人は自分の自由にはならない。
本当の幸せとはなんなのだろうか。一人で居ないかぎり誰かに影響され操作される。

第二話 
{netabare}《彼女の周りには彼女を天才として扱う人間が多過ぎた。だが私にとってはただの13歳の子供だった》
《いや子供だと思っていた。彼女と2人きりになるときいつもほのかな恐怖感に付きまとわれた》
《自分の人生がこの少女によって支配される 翻弄される あるいは支配されたい 翻弄されたい 触れたいと思い手がわずかに動く》
《その一瞬の躊躇を彼女はいつも見通している》
《この恐怖は実のところもっと別の感情の裏返しに違いないと私はどこかで気付いていた》
《気付いていたはずだった…》{/netabare}
誰かに人生に重大な影響を及ぼして欲しいそんなことを思ってしまう。そのこと求めてしまう。人もいる。
自分もやっぱりあると思う。人ってなんだかんだで縛られたがりなきがする。変な人と付き合って別れられない人もその心理だと思う、自分も一度経験がある(笑)

第3話『赤い魔法』
{netabare}犀川創平
(レッドマジック…レッドといえば赤共産主義…)
(そして血。真賀田四季博士の部屋は出入り口が一つだけ){/netabare}

ウエディングドレスはなぜ着せる必要があったのか?それが謎でしょうが無い

《子孫を残すということは自らの死をイメージすることに等しいのかもしれない》
《彼女はそう考えていた》
《まだ13年間しか生きていない。もう13年も生きた》
《吸収できるものは全て受け入れ、そして何一つ失っていない》
《今自分に必要なことは自分のものを失うこと。何かを切り捨て消し去ることだ。彼女はそう考えていた》
《でもどうすればそれが可能なのか》
《そのときの彼女はまだ分かっていなかった》{/netabare}
凄い13歳だな、絶対記憶とかか。だから愛の正確までコピーできるから多重人格なのかな?好きになった相手をコピーしてるのかな?それか彼女にとっての愛なのかもしれない。忘れないということが

第4話『虹色の過去』

{netabare}だから私の人格の中で両親を殺す動機を持っているのは私真賀田四季1人だけなの。私だけが7なのよ」って』
『つまり真賀田博士自身が人形…どういう意味なんでしょう』
『人形の概念から考えてみよう。それは意志を持たない。そして時に誰かに操られる』{/netabare}

世界に操作されてしまう、自分の思い道理に行かない肉体のある自分だけが

{netabare}真賀田四季
『私に触って』
『お願い。触るだけでいいわ』{/netabare}

でも結局影響されたいと思う自分もいると

第5話『銀色の希望』

{netabare}『1人だけの所へ行きたい?』
『行きたいね。山奥でも離島でもいい』
『自給自足でナイフ一本で住む所を造って魚を捕ったり植物を採ったり。最
高の自由だ』
『どうしてそうなさらないの?』
『しがらみがあるからな』
『全てを捨てることなんて僕にはできない』
『叔父さま本人はここにいるのですから全てを失うわけではないわ』{/netabare}

銀色の希望ってナイフかーいwww
確かに現状の世界の鎖から両親から開放されるための道具ではあるがwwww


第6話『真紅の決意』

{netabare}犀川創平
『僕は小さいころ花火が怖くてね。これを持つことができなかった』
『どうしてこんな危ないことを皆は喜んでするんだろうって』{/netabare}

{netabare}真賀田四季
『フフッ 叔母さまこんばんは』
『でも少し遅過ぎたみたい』{/netabare}

四季に決意。13歳にしてこの決断力と行動力www感服しますw
そして少し遅すぎたみたいってユーモアありすぎやろw

彼女は自分の鎖を外した。


第7話『灰色の境界』

{netabare}ある日博士は未来に言う。「肉体なんて、ただの容れ物にすぎない」

《もともとの世界はこうだった。あなたがいる世界はとても不自由なの》
《たくさんの情報を与えられても全てがすぐに忘れられ失われるしかない。でも本当は違うのよ》{/netabare}

ヴァーチャルナ世界これが本当の世界なの忘れたくないものは忘れず、したいことが出来るのが本当の幸せなのよってか

一人だけ異質な人間だから、天才という確立した人間だから求めた世界なのかな?

萌絵の記憶が明らかになり始める


第8話『紫色の夜明け』

{netabare} 《誰にも邪魔されず、誰にも何も命じられない》
《それは四季がずっと思い描いていた理想の世界だった》{/netabare}
ついに大切な記憶が明らかに、先生がずっとそばに居てついててくれた。寄り添っていた。
大切な記憶っなのに忘れていた。四季が言っていたことはこの事なのだろう。
大切な記憶を忘れてしまう世界なんて幸せじゃないと。


第9話『黄色の死角』
{netabare}『僕が真相を知っていると言えば全て自白してくれるでしょう』
『なぜそんなことが言えるんです?』
『プライドですよ。犯人の人間としてのプライド』{/netabare}
犯人は自分が特別だと特出しているとおもっているからな

第10話『紫苑色の真実』
{netabare}『あの時あなたは何を感じましたか』
「あの時とは?」
『研究所の屋上に出たときです』
「特に何も」
『本当ですか?15年ぶりに空を見たはずです』
「ずいぶんと感傷的なのね。そこがあなたの弱いところです」
『そうかもしれません』{/netabare}
四季は自分では思いつかないような世界があることをしる。他の才能をしる生きる目的を見つけてしまった。

第11話『無色の週末』
{netabare}『面白い経験をしました。どうして体に悪いものを吸われるの?』
『どうしてでしょう。あまり生に執着していないからでしょうか』
『死を恐れている人はいません。死に至る生を恐れているのよ。苦しまないで死ねるのなら誰も死を恐れないでしょ?』

『たぶん他の方に殺されたいのね。自分の人生を他人に干渉してもらいたい』
『それが愛されたいという言葉の意味ではありませんか?犀川先生』
『自分の意思で生まれてくる生命はありません。他人の干渉によって死ぬというのは自分の意思ではなく生まれたものの本能的な欲求ではないでしょうか』
『私には正しい。あなたには正しくない。
いずれにしても正しいなんて概念はその程度のことです

『僕と西之園君の関係は博士からすればまるで価値を感じないものかもしれません』
『どういうことですか?』
『例えば僕が意味のないジョークを言って彼女が呆れる。僕がめげずにまたジョークを言う。彼女はさらに呆れる』
『そんなことを繰り返してるうちにいつの間にかしかるべき時間が経った。
それだけのことです』
『つまり時に意味のないことが人を救うこともある』{/netabare}

{netabare} 犀川創平
『仕方ない。僕らは他人だ』
『でも僕は君の矛盾を受け入れる。今ここで君が暴れても泣き叫んでもここから立ち去ったりしない』{/netabare}

{netabare}『存在の理由を分からないままにしておけないのね。常に答えを欲しがる、それが人間という動物の習性です』{/netabare}

{netabare}真賀田四季
『人は分からないことの答えを知りたいと思って追い求める。そこに優しさや懐かしさそして喜び楽しみが生まれるのです』
『私がいないときもいつも問いなさい。誰も答えてくれないときも問い続けなさい』
『自分で自分に問うのです。それを忘れてはいけません。それがあなたの優しさになるでしょう』{/netabare}

人と人の出合い。四季はまた人に興味を持ったたのだろうか?犀川創平と西之園萌絵に。だから出たくなったのだろうか?
道流って娘の名前なのかもと思ってしまう。途中のパソコンの文章で置いていくとは、娘は気に入らなかったから置いていく、人格をコピーしないでおくという意味なのだろうか?
結局最後は四季の人格の中に道流と新道清ニもいた事から犀川創平と話し、人格を取り入れることにしたのかもしれないと思った。

結局、娘を守るために、新道清二のために親を殺したけど、結局は自分が生きるたくなってしまったのかもしれないという捉え方と、娘が自殺したから自分が出ることにしたと2パターン考えてしまう。
前者のがありそうだがそっちじゃないことを祈るw

犀川創平と西之園萌絵の変わっても邪魔でも寄り添う二人と真賀田四季の好きなコトは忘れず取り入れて、気に入らないことはどうにかとうしてしまうという愛のパターンの違いを対比したお話なのかなと考えた。

四季が今後どうなっていくのか、世界にどのような影響を及ぼしていくのか。気になる、そして怖いw(´・ω・`)続きが気になります!!!

投稿 : 2016/01/07
閲覧 : 214
サンキュー:

4

すべてがFになる THE PERFECT INSIDERのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
すべてがFになる THE PERFECT INSIDERのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

ともゆき!が他の作品に書いているレビューも読んでみよう

ページの先頭へ