なる@c さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
いかに迫力を出すか
タイトルの通り、迫力を出すことに力を入れていた。
まず、作画。今作品はスペースダンディと同じく夏目真悟が監督をつとめていて、原画を手掛けるアニメーターも共通している(小田剛正、久保田誓、亀田祥倫他多数)。人脈の広さが作品のクオリティに直結するのだということを、相変わらずの熱がこもった作画を見ることで実感することができた。名前を出したアニメーターは1話から暴れまくっており、初見視聴者の心を掴んで離さない。
次に、声優。一覧表がネット上で公開されていると思うので、見てほしい。豪華というレベルではない。メインキャラのどの声優を取っても、アニメの主役を張れるほどの有名声優達。さらに、中尾隆聖、沢城みゆき、小山力也が一撃で粉砕される敵怪人に扮するなど、声優の使い方でも我々を驚かせた。
それらすべてが、迫力を出すため、すなわち「ワンパンマンが敵を一撃で倒すまでの盛り上げ」に使われる。作品全体を引き締めるメインテーマには、熱血アニソンでお馴染みのJAM projectが起用されている。面白くないわけがないということだ。