makkotty さんの感想・評価
4.2
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
良いんじゃないか?
原作は知らないです。
ペルソナ・・・ユングの心理学に出てくる言葉で人間は誰かの前では仮面をかぶっていつも違う自分を演じているっていう概念だと高校の頃、雑学の本で読んだのです。
そういう意味で登場人物たちが悩むこの作品は面白いです。
お洒落な音楽も・・・ちょっと眠気を誘うけれど好きです。
ときどきシュールな笑いもあって・・・こういうのは好物です。
真夜中テレビが雨の日にしか見れないって言う設定・・・気付かなかったけれどなるほどです。
――――――― ここからちょっと余談を――-―――
ストーリーに少しミステリーな要素がある作品が割と好みだと
気がつきました。別の作品をあげるとピングドラムとか・・・それ町とか・・・。百鬼夜行シリーズとか・・・。
よくある推理ものというよりはSFな要素のあるミステリーが好物だとちょっと自分の趣味に気がつきました。
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ここから以前書いたところに追加しますね。
原作はペルソナ4というゲームです。追加要素の多いペルソナ4ザゴールデンをやりました。
すごく良いです。
こんな青春送りたかったな!
原作プレー後、アニメで当時見たときはちょっと意味が分からなかったところも分かった上でこのアニメを見直しました。かなり良い作品だと改めて気づきました。
見どころは推理とかサスペンスとかそういうところ以上に日常部分です。
主人公のペルソナは人との絆を結ぶことでペルソナの数が増え、人と深く接するほどに強くなっていきます。意味が分からないとなんで色々なペルソナを主人公が出せるんだ?って思うのでそこは押さえたいポイントです。
だからイザナギ(主人公の初期のペルソナ)はかっこいいけれど、ペルソナをあえて入れ替えながら戦うんですね。
皆の力を結集してシャドーと闘うのですね!
2011年という震災もあった酷い年を舞台に絆っていうテーマでこれだけ素晴らしい作品が作られたことにちょっと感慨深いものがあります。
ペルソナってスタンドとどう違うの?って思ってた時期もあったし、見終わってからも似てると思うけれどいい意味でこれは人間賛歌だったなって思いました。ペルソナ4、実に良かった。