oneandonly さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
このまま終わってほしくない作品だが
世界観:7
ストーリー:5
リアリティ:7
キャラクター:6
情感:6
合計:31
シロエたち「冒険者」が、ゲーム「エルダー・テイル」の世界に閉じ込められて、はや半年。
当初は混乱が広がっていたアキバの街も、自治組織「円卓会議」の結成を経て、活気と平穏を取り戻していた。
もともとのゲーム世界の住人であった「大地人」とも、ザントリーフ半島でのゴブリン防衛戦を経て信頼が深まり、大地人貴族の筆頭格であるコーウェン家の令嬢レイネシアは、アキバの街に大使として赴任することとなった
季節はまもなく冬、冒険者たちは、この異世界でいかに行動するか、何を目指すかを、それぞれ模索している。
アキバの街で、西の都で、北の大地で、あるいは遠い異国で、冒険者たちの思惑はぶつかり、交錯する―。
「ログ・ホライズン」第2シリーズ。はたして、シロエと仲間たちにはどのような冒険が待ち受けているのか!?
(公式HPより)
第一期が良かったので引き続き視聴しました。
序盤から10話までは、第一期同様の面白さがありました。{netabare}モンスターがゴールドを所持しているというゲームの設定自体を掘り下げた話や、無理ゲーかと思われる本格的なレイド。特に、オンラインゲーマーの叫びに1話丸々使った{/netabare}10話は優良回で、第一期を見てから第二期を未視聴の方はここまでは見たほうが良いと思います。
ただ、その後の展開ではシロエの出番が少なくなって、物語の進め方に迫力がなくなってしまい、評価は良作未満とさせて頂きました。{netabare}トウヤとミノリは性格は良いですが、癖がないのでこちらをメインにされると正直、あまり面白くないのですよね。また、ミナミとの関係や大地人との戦争にはあまり興味が持てないでいます。
キャラクターでは、第一期で登場しなかったデボーチェリ・ティーパーティーの中心人物(カナミ)が登場したものの、拳で戦う天然元気ちゃんという感じで、魅力度が逆に落ちてしまったような(傘を被っているミステリアスな雰囲気のほうがずっと良かったかも)。新キャラではテトラが個性的でしたね。ちょっとうざいところはありますが、実は男という設定からなぜか許容できています。アカツキは依然、応援しています。{/netabare}
また、この世界の構造をどう整理つけるかという課題を残したまま終わってしまったことも高い評価をつけられなかった理由です。
第3期に色々整理がつくことを期待しています。
<2019.1.11追記>
10話が面白かったのは覚えていますが、後半のストーリーはやはり弛んでしまったと思われ、今の基準で調整します。
現実世界との関係性や異世界転生の理由なども不明なまま。続編はやはり作れないのでしょうかね。